地道に密教修行

天台寺門宗の祈祷寺院にて密教の修行しております「亮和(りょうな)」と申します。修行、信仰を通じて感じたことなどを綴っていきます。※過去(本格的な修行前)に「地道に観音信仰」というブログを運営しておりました。どうぞ気楽にコメントいただけると嬉しいです!

観音信仰

放置されるお堂

昨日の夢の記録について、少し考察したいと思います。まずいきなり夢を壊してしまって申し訳ございませんが(夢だけに?)、夢に出てきた光景というのは「見ず知らずの場所」ではなく、あきらかに夢の元になった現実の場所が存在して、もっと言えばなぜあの…

手が小さいな

前回記事にした聖観音菩薩の修繕ですが、師僧より「あれは手が小さいな」と指摘されてしまいました。 確かに小さいですね。実は、自分でも気づいていたのですが修繕した本人以外が気づくことは無いと思っておりましたが甘かった(汗) 早速、直しにかかりま…

聖観音菩薩像

世の中に、最も多くある仏像はおそらくお地蔵さんと観音さまがツートップであることに異論のある方はいないと思う。 しかしながらそんな数多くある観音さま(聖観音菩薩)でも「造りの良い像」は案外少ない。特に現代作家さんの観音さまは今風過ぎて観音さま…

十一面観音のお顔を作る

少し前の記事で「十一面観音さま」のお話をしたときに、頭にあるお顔が彫られていないお像が手元にあるという話をしました。 ryona.hatenadiary.jp 馬頭観音の光背が完成したら、少しづつ彫り始めるという話をその記事で書きましたが、宣言通りスタートしま…

馬頭観音の光背完成(馬頭観音修繕「完結」)

兼ねてから記事にしておりました、馬頭観音の光背ですが、ようやく完成しました。 遠目なら、全くいいのですが、近場でみるとかなり「雑」ですね~汗。素人の初チャレンジなので、まあこのくらいのクオリティーでご勘弁。 途中、あまりに「凸凹」で「歪み」も…

十一面観音の容姿について

昨日「十一面観音菩薩」のことを記事にしましたが、少し調べる過程でなかなか面白い「ブログ」の記事を見つけたのでリンクしておきます。 naranouchi.blog.jp該当ページhttp://naranouchi.blog.jp/archives/69580282.html 十一面観音の「容姿」に関して、儀…

馬頭観音を調べてみた

今、行っている祈願では「馬頭観音さま」のお力をお借りすることになったので自分なりに調べてみる。これまではあまり掘り下げたことがないご尊格だったので色々と新しい発見がありました。 ちなみに馬頭観音と仏像彫刻という観点では、中山寺のお像が最も有…

鎌倉の美しい仏像たち~少年の初恋!?

今日、押入れを整理していたら、仏像マニアだった昔、夢中に買いそろえた鎌倉の仏像写真集が沢山出てきた。 関東地方にずっと住んでいた私はそうやすやすと京都、奈良には行けなかったのだが、ギリギリ鎌倉へ足を運べたので相当通った。 もともと仏像が好き…

たった一枚の御朱印で……

御朱印集めが人気の反面、『お参りではなく御朱印集めを目的にするのは本末転倒』『御朱印をスタンプラリーと勘違いしている』といった寺社側の批判を耳にする機会も多い。 これについて個人的な経験をもとに少しだけ私の意見を述べてみようと思います。 私…

もう一つの如意輪観音の姿について

ジミヘンドリクスの「背面弾き」って知ってますか?ロックギターの好きな人ならきっとどこかで「この写真」を見たことあることと思います。 この弾き姿のことです。 ameblo.jp なんでいきなりジミヘン?ということなんですが(笑)…… 昨日紹介した「反弾琵琶天…

死霊を救う観音!?~プレータサンタルピタ観音

今回の記事は、ちょっと珍しい観音さまのお話です。 まずはその前に「珍しくない観音さま」つまり日本で信仰されていて皆が知っている観音さまの概要を確認してみます。※以下の図書を大幅に参考ました。 「観音菩薩~変幻自在な姿をとる救済者(佐久間瑠璃子…

観音さまの変化(へんげ)の話

「観音さまは変化(へんげ)する」 この話は皆どこかで聞いたことがあると思いますが、結構この話題に関しては「もやっ」としている人が多いように思います。 理由は「観音経(観世音菩薩普門品)」では確かに、観音が三十三の姿に変化して「仏の教えを説く…

必ず願い事が叶えられる『奥州三観音』

古来よりこの三観音を三年間続けて参詣すると必ず願い事が叶えられる そんな観音霊場が東北にはある。 昨日投稿した記事で、奥州三十三観音霊場をご紹介しましたが「いやいや、三十三か所は多すぎでしょ?」なんて人が昔からいたのでしょうか? 奥州三十三観…

東北の観音三十三霊場

三十三観音霊場といえば、西国三十三所ですが、東北という立地ですと、なかなか巡礼することは難しいのが現状です。 また、関東にある有名な坂東三十三所、秩父三十三所という所謂「西国写し霊場」についてもやはり同じです。 (用語)「西国写し霊場とは」 …

街中を歩く大仏 ~仙台大観音~

私が今住んでいる家は常に上空から観音さまに見守らています。 「え?何言ってんの?」 と思った方もいると思いますが、その我が家を見守ってくれている観音さまというのは実は仙台市民なら誰でも知っている「仙台大観音」です。正式名称は「仙台天道白衣大…

観音の精髄・六字大明尊と准胝の関係

前回までの記事は少し、マニアックな方に話を振り過ぎたので、今回は少し軽めの話をします。 さて今回は「仏像」の話をしたいと思います。 いや、いままでもほとんど尊格の話だったのですが…… 私がはじめて「仏像」を「祈る」ことを目的に自宅にお招きしたの…