地道に密教修行

天台寺門宗の祈祷寺院にて密教の修行しております「亮和(りょうな)」と申します。修行、信仰を通じて感じたことなどを綴っていきます。※過去(本格的な修行前)に「地道に観音信仰」というブログを運営しておりました。どうぞ気楽にコメントいただけると嬉しいです!

『神仏のあまりあるご加護』とは

 昨日に引き続き仏教のテキスト以外で私の人生に影響を及ぼした本の「著者」を紹介したいと思います。

 

鍵山秀三郎

 この方も著名な方ですから、ご存知の方は多いと思います。

 この方はカー用品店「イエローハット」の創始者ですが、鍵山氏が世間(世界)に名を馳せるのは「ビジネスマン」といよりは「掃除道」のレジェンドとして、です。

 書店に行けば「掃除道」と名の付く本を多々あれど、この鍵山氏だけは別格で誰も追従できない高みにあるように思います。

 私は自分の部屋ではなく「生き方」が「汚くなってきた」と思ったとき、鍵山氏の本を必ず開きます。そして知らず知らずに溜まってしまった心の「ゴミ」の存在に驚愕して、また「生き方」の軌道修正をする。鍵山氏の図書は私にとってはそんな羅針盤のような存在です。

 沢山の鍵山氏の著書がありますが、どれでもいいと思います。自分で気に入った本を一度読むのではなく「何度も読み返す」のがこの方の本の意味のある活用法だと思います。

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 最先端を行くビジネス書ではないので、ビジネスを解説する項目などは現代の感覚だと古臭いと感じる部分も多くありますが、「生き方」は普遍的だと思います。

 だから私は以下の本をいつもバッグに入れて、すぐに手に取れるようにしています。

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 この図書の一節を紹介します。「宗教に依存しない」生き方を書いた項目をあえて宗教者の端くれである私が紹介します。読み終わればその意味がご理解いただけると思います。

『いままで生きてきた中で「もうこれで終わり」、と観念したくなるような場面に何回となく遭遇してきました。~中略~しかしどんなに苦しかったときでも、神様にすがりついたりお願いしたりしたことはありません。神様をないがしろにしていることではありません。神様や仏様を敬っても、頼らない。間違っても「神様、これこれをよろしくお願いします」というような一方的なお願いはしなかったということです。私が拝むときは「今日も一日、ありがとうございます」とか、「今日もこうして目が覚めて、生きておれて、ありがとうございます」という感謝の気持ちを言うだけです。
 神様や仏さまに手を合わせて頭を下げれば、自ら敬虔な気持ちになれる。おだやかな毎日が送れる。私はそれだけで余りある神様のご加護だと思っています(「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」鍵山秀三郎著 PHP出版)』※太字は私が付けています。

 我々が意識する「仏さまにすべてを預ける」という信仰と全く同じだと思います。

 

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