今日は仏教とは関係のない、ライトな話をします。
うちには世界で最も美しいと思われる(自分調べ……親バカ)娘が二人もいます。
実は血のつながりがないので厳密には姉妹ではないのですが……
年齢は約2か月違いなので同い年です。
もうタイトルとサムネの写真でバレていると思いますが、猫の話です。
この姉妹、ものの見事に性格が真反対なんですよね。
まずこの子は妹のみいこと言います。美人でしょ?(笑)
最初に我が家にやってきた子。生後三か月の時に「里親募集」に出ていた保護猫で、片耳を三角にカットしている所謂「さくらねこ」です。多くの白猫ブルーアイの猫がそうであるように(60%以上とも)耳がほぼ聞こえないので私の声は残念ながら全く聞こえてないようです。でもその分、コミュニケーションは「アイコンタクト」が中心になるので、そのきれいな青い目でいつも視線を合わせてきます。だからそれはそれでむしろ愛らしいとも言えます。
また音が聞こえないからか、警戒心もあまり示さずにいつも人の周りをマイペースでウロウロしていて逃げ隠れるという事は全くしません。触っても嫌がらないし、抱っこも大好き。野生で生活するにはきっと大変だったと思いますが飼い猫としては愛されやすい得な性格。
そして、この子が姉の檸檬(れもん)。またまた美形です!!
この子も保護猫で、一歳二か月というやや成長した年齢で我が家に来ました。この子はみいことは対照的にまるで野生猫のように警戒心が強く、我が家に来てからしばらくは、近づくだけでダッシュで逃げてしまうので触れる事すら出来ませんでした。
こんな風に、人に懐けない猫ゆえ過去に何度も里親候補の家でトライアルしたようですが、毎回、気に入ってもらえず何度となく保護主に出戻ってしまった猫でした。
普通はこれだけ美形な猫は子猫の時に、すぐに里親が決まるのものですが、この子は警戒心があまりに強かったために一歳過ぎても貰い手がいない「行き遅れ」の猫になってしまっていました。
私が里親の応募をしたとき、この猫を保護されたボランティアの方はもう里親が見つかることを半ばあきらめていたような口ぶりでした。
だから我が家でトライアルした時も、ボランティアの方は、同世代の先住猫がいて、なおかつ室内犬(中型犬のビーグル)まで同居していたのでおそらくトライアルは失敗すると思っていたようです。
事実、私は先住猫みいこにするように、安易に抱っこしようと隙を見て捕まえたところ、この子は激怒して私の前腕にざっくりと爪痕を残しつつ逃走するという事件を起こします(深い傷だったので、今でも”リストカットの跡”のように残っています)。
それ以来、しばらくは私のことを特に警戒して近づくだけで「シャー」とずっと威嚇し続けました。
しかし、この後、奇跡が起きます。先住猫のみいこがこの新参猫を暖かく受け入れたのです。なんと家族の人間&犬には警戒を示していた檸檬が、先住のみいことはすぐに仲良くなったのです。これには驚きました。
猫を飼ったことがある人はわかると思いますが、成猫同士がすぐに仲良くなるのはかなり珍しいと思います。檸檬は先住猫のみいこに寄り添うことで安心感を得ていくことになります。
結果、みいこのおかげでこの子は、少しづつ警戒心を緩めていき、ついにトライアルに成功し我が家に永住することがきまりました。この時は、心底「猫同士にもちゃんとご縁があるんだな」と感動したのを覚えています……むろん今でもとっても仲の良い姉妹です。
また、今では野生猫同然だった檸檬も少しずつ心を開いてくれて自分から人間に近寄ってくるまでになりました。でも未だに抱っこは嫌いで、よほど機嫌がよくないとさせてくれません。
ということで、ネタがない時はこの子達の話題を今後も登場させようと思いますので、以後お見知りおきを(^^)
記事が参考になったら
クリック↓お願いします!