面白いですね。
もうかなり佳境に入ってきてます。
このドラマは明智光秀視点ということもあり、従来の戦国ドラマではなかなかスポットがあたらない人々が「中心人物」として多く登場して、なおかつ従来のイメージとはずいぶん変えているのがとても新鮮です。
例えば普通は「悪役」の足利義昭がいメチャいい人だったり、「大悪党」松永久秀がとても「いい味」出しているし、朝倉義景はユースケ・サンタマリアで志村けんを彷彿とさせる?「バカ殿」だったり、摂津晴門(片岡鶴太郎)などいままで知らなかった人物が大いに活躍します。
ただひっかかるのが、天台座主「覚恕」の登場です。前回、前々回と「怪演」としてネットニュースでも話題になったほど春風亭小朝さんが渾身の演技をされています……大悪党として(汗)
織田信長の所謂「比叡山焼き討ち」の時の天台座主「覚恕」がこのドラマでは完璧な「悪役」として描かれています。
信長が比叡山を襲撃する理由は極めて政治的な理由(例えば敵対する浅井、朝倉に比叡山が味方するなど)で描かれつつも、天台座主「覚恕」は「堕落した仏教の姿」を強調する演出になっていたので。天台系に属するもとのとしては思うところが多々あると思われます。
また毎回番組最後に流れる「大河紀行」では、比叡山焼き討ちの時に織田信長が陣をしいた場所として三井寺が紹介されていました。
過去にあった比叡山と三井寺の確執は、周知のことですが大河ドラマでそれが描かれると少し複雑な気持ちになります。
しかし歴史の事実として、三井寺のサイトでも織田信長との関係は詳しく解説されていますので是非、ご覧になっていただくと大河ドラマの理解も深まると思います。
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