今日は仏教とは全く関係のない「漫画(アニメ)」の話です。
『千と千尋の神隠し』が『タイタニック』の記録を抜いた2001年11月以来、19年ぶりに歴代興収1位の作品タイトルが入れ替わる快挙となった『鬼滅の刃』。
しかしなんと!
自他共に「漫画・アニメ好き」な私がこの『鬼滅の刃』は見ていません。
いや、厳密に言うとTVアニメ版の数話だけ見ましたが、途中で見るのを挫折しました。
作品には「好み」があるから仕方のないことだと思います。
ということで今回は『鬼滅の刃』の話をするわけではありません。
『鬼滅の刃』と同じく少年漫画原作でここのところ話題になっているのが『進撃の巨人』ではないでしょうか?
アニメでは「ファイナルシーズン」が1月よりスタートして日本のみならず、海外でもメチャクチャ見られているとのニュースをよく目にします(進撃の巨人は海外でも非常に人気がある)。
shingeki.tv
また11年続いた漫画の原作も大詰めで「4月で完結」が正式に発表されました。
晩年は完結を急かしていた編集部よりお知らせです。
— 「進撃の巨人」担当編集者バック (@ShingekiKyojin) 2021年1月5日
4月9日売りの別マガ5月号で「進撃の巨人」最終回です。
読者の皆様、あと4話お付き合いください。
終わったら読んでみてもいいけどーと思ってくださっている皆様、お待たせしました!https://t.co/gLU6SwNIKQ
ファンからすると『ついに、ついに』という感じですね。
この感じだと原作終了とアニメ終了を同じタイミングに持っていくという演出がされそうです(最近このパターン結構ありますから)。
さて『鬼滅の刃』は私の好みには合いませんでいたが、『進撃の巨人』はかなり、かなり、かなり(三回言いました)好きです。アニメも好きですが、どちらかというと私は漫画の「原作派」です。
『進撃の巨人』は、いまいち「絵」が最近のアニメのように決して「綺麗」ではなく、気持ち悪い巨人がガヤガヤと登場したりと、一般人には入りにくい作品だと思います。
おそらく第一印象は「人間が巨人を倒す物語」なんて単純幼稚なストーリーを想像されがちですが……まったく!!!そんな簡単な話ではないんですよね。
むしろ深すぎて、複雑すぎて、何度も読み返さないと理解できないレベルの作品です。
アニメもいきなりファイナルシーズンから見ても、絶対理解できません。もしこれから見ようという方はあきらめてファーストシーズンから見始めてください(笑)
(アマゾンプライム会員なら見れます)
さて、「進撃の巨人」の主要テーマは私が思うに「民族闘争」だと思われます。上述したように単なる「巨人vs人間」という単純な話ではなく、かなりシビアに「民族の違い」による「争い」が描かれており「何が正義か?」という重いテーマを「考える」ことを読者(視聴者)に強要してきます。
視点が変われば正義が変わる。進撃の巨人はそのテーマに真正面から挑んだ作品です。
恐らくこれから原作最終回に向けて、世間も「進撃の巨人」で盛り上がっていくだろうと思います。
このタイミングで一気に「追いついて」その盛り上がりの仲間に入るのも如何でしょうか?
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