自身の備忘録のために馬頭観音修繕記録を作成しました。
次回に繋げるために(!?)反省文も載せています。
腕の形と持物は西国三十三観音の「松尾寺」を参照しました。
①馬頭部分が破損して「馬」ではく「鼠」の面相だったの石粉粘土で一から作成。もと「鼠様」の頭部の上に「ヘルメット」のように被せたため、少しサイズが大きくなってしまった。また著しく破損のあった頭飾品は取り除いた。ちなみに馬頭観音の多くは頭飾品を付けた姿例はむしろ少ないので、今回も外すだけの処理とした。
②右腕(上)の破損を「石粉粘土」で一から作成。棍棒も自作。
③右腕(中)破損のため一から作成「斧」も自作
④左腕(上)腕自体はオリジナルが捥げただけなので接着剤で補修+法輪(既製品)
⑤左腕(中)の水瓶が欠損していたので自作
⑥左腕(下)腕が欠損していたので、自作、持物の「羂索」はワイヤを縫って自作
いいところ
①比較的、腕と持物の形状は、よくできたように思った。
②馬が割とリアルな「馬」になった。
反省点
①腕のボリュームがやや細くなってしまうので、次回からは採寸して丁寧に作ろうと思う。
②石粉粘土は完全に固まる前に作業に入ると、破損しやすい。完璧に乾くまで(2日程度)我慢強く待つべし
③彩色(色塗り)はもっと事前に勉強するべきだった。たった数色のアクリルカラーしか順次しなかったのは大失敗。すでに一旦ぬった彩色は落としました。おいおい再彩色したらご紹介します。
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