愛猫「みいこ」の祈祷をきっかけに、家で眠っていた「馬頭観音」の修繕をはじめた。その後、その「馬頭さま」からのメッセージらしきものを受けて(?)、その馬頭観音の光背を作ることになった。(以下その記事参照)
記事にある通り、セメントで「形」をとって、石粉粘土で作ろうとしたのだが、これがなかなか上手くいかない。「そもそも大きさが違う」「厚さが均等にならない」「(粘度ゆえに)乾くまでに重みで変形してしまう」「紋様がきれいに移しきれず、形が悪い」などなど。
結局、ヤスリでひたすら削って形を整え、粘土を盛って整形し、紋様に関しては半数近くは自力で彫ることになりました。これなら一から自分で作っても同じ工数がかかったような気もする……
以下の写真は自分で彫った「紋様」です。次からは自分で作れそう!?(アップで見るとまだまだ粗いですね:汗)
因みに、写真上が型をとったオリジナル。下が自分で全部彫った紋様。
この光背の作成をはじめてから、多くの仏像写真を見て研究もした。同じ「舟形光背」とはいえ、作品によって様々。特にクオリティーに大きな違いがあることにはじめて気づいた。普段は目にしない部分だが「いいお像」と言われているものは光背に至るまで精巧につくられていることに舌を巻いた。
まだまだ未完だが、馬頭観音さまの後ろにあてて「感じ」を見てみましょう
以上、大変ですが「みいこ」の祈祷絡み(だと私は思っている)なので、何としても完成させねばならないというプレッシャーもある。少なくとも100座終える前に完成させたい。
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