兼ねてから記事にしておりました、馬頭観音の光背ですが、ようやく完成しました。
遠目なら、全くいいのですが、近場でみるとかなり「雑」ですね~汗。素人の初チャレンジなので、まあこのくらいのクオリティーでご勘弁。
途中、あまりに「凸凹」で「歪み」もひどく挫折しそうになりましたが(下写真↓)
なんとか形にしました↓(塗装前)
完成形、別角度写真
完成形をご覧になって……
「金色が違和感」
「光背だけ光り過ぎてないか?」
「光背大きすぎないか?」
なんてコメントが聞こえてきそうですが!?(笑)光背は光ってこその光背ですからそれだけこの馬頭観音さまのご威光が強いということで個人的には「よし」としました。
大きさは如何ともしがたいですが、仏像を良く鑑賞する人はご存知だと思いますが、時に大きすぎる光背はよく見かけるので良いのだと思います。またあえて「古仏仕上げ」で金色をワザと剥がして下塗りの黒をだしたりとかできなくもないのですが、今日のところは止めておきました。
また、スタートは「舟形光背」のつもりでしたが、出来てみれば全く「舟形」ではなく、どちらかというと「宝珠光背」に近い形になりました。
そもそもセメントで「型取り」をしてから作り始めましたが、結果的に8割がたは自分で彫刻することになり、「型取り」の意味はまりなかったかも。これなら最初から自力で作った方が早かったかもしれません。ただ最大の功績は「作ろう」というきっかけをくれたことでしょうか。普通はとても舟形光背を一から作ろうなんて思えませんからね。でもこれで次は一から作れる自信はつきました(近いうちチャレンジします)。
正しいかどうかは分かりませんが、概ね以下のような工程で彫りました。
とうことで、以前も光背なしで「ビフォー、アフター」をお見せしましたが、以下「光背あり」バージョンです。
馬頭観音さまの「夢」からスタートした「光背作り」ですが、これで馬頭さまはご満足いただけたのだろうか?今日の夢が楽しみだ(笑)
ちなみにこの修繕に掛かった費用は「石粉粘土1000円くらい」と「塗料2000円くらい」です(時間は相当とられましたが)(もちろん最初なんで彫刻刀とかヤスリ類は買いそろえたのでその経費は掛かっています)。
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