少し前の記事で「十一面観音さま」のお話をしたときに、頭にあるお顔が彫られていないお像が手元にあるという話をしました。
馬頭観音の光背が完成したら、少しづつ彫り始めるという話をその記事で書きましたが、宣言通りスタートしました。まずは頂上仏面から。なにせ元々のお像がこの通りななので↓
ほとんど一から彫る感じです。また本体のお像も30cm程度なので頭の顔はその分かなり小さいので細かく彫る必要はないのかもそれませんが、はじめての「お顔」制作なので気合いが入れて彫ることにしました。
とういことで途中経過です。
いやいや彫刻刀ではとても大きすぎるので「針」を使って細かく削りました。
もともと「丸顔」というよりは「ただの丸」だったので、石粉粘土を足してどうにか「人の顔」には見えまでにしました(まだヘルメットをかぶってるようですが……これから整えます)。また「仏さまの顔」に見えるか?と問われれば「?」が残りますね(^^;
実際に写真では寄っているので表情が分かりますが1m離れれば全くどんな顔か判別できません。そのくらいのサイズです。
残りの9面はサイズがさらに小さいうえに表情のバリエーションも豊富(柔和形、瞋怒形、暴悪大笑面)なので何度がメチャ高いですよね、でも皆同じ顔なら作る意味もないのでそれぞれの顔の見分けがつく程度には頑張りたいと思います。
こうご期待!
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