先日、記事にした回復傾向だった愛犬るびぃ。昨日の昼間は、いつになく絶好調だった。久しくなかった「餌の催促」に元気に鳴いた。
散歩も足腰が大分戻って足取りも軽かった。
「ああ、もう直ぐ全治するかも」
そんな期待をもしていた。
そしてどうしても取れなかったオムツも外して元通りのるびぃが帰ってきたと思った。
…… …… ……
夜、本尊供と理趣分の行を終えてリビングに戻るといつもは寝て静かしているはずのるびぃの「柵の中」からガチャガチャと異音がする。
「おや?」と思い柵の中にいる「るびぃ」を見て言葉を失った。
2ヶ月全く出ていなかった「てんかん発作」をおこしてきたのだ。しかも、口から溢れる「泡」の量からしてかなりの時間発作が継続していることがわかった。
重篤な重積発作。
すぐに夜間診療を行う動物病院へ直行した。
過去に起こしたてんかん発作は数分で回復していたが、今日に限って30分以上も止まらない。
「てんかん発作では死なない」という解説をよく見るがそれは「数分で止まる」発作のこと。30分も止まらない重積発作はその限りではない。
ナースに呼ばれて診察室に入って、ドクターが必死に心臓マッサージをしている姿を見てすべてを悟った。
7/9午前1時57分。
るびぃは旅立った。
今日元気だったのは、最後だから元気な姿をれせてくれたのかもせれない。
でも元気だったからそこ「なんで?」と、全く受け入れられなかった。
ビーグル犬は犬種の中でも「体臭」強い。
「今日もるびぃ臭いな」
昔は何度もそんなことを言って部屋に入った。
今日、るびぃの亡骸と部屋に入ると、そんなるびぃのニオイがした。きっとこの臭いも日に日に無くなるのだろうと思うと、以前はあんなにくさかったその匂いを嗅いで、とどめなく涙が溢れた。
ただただ楽しい時間をくれてありがとう。
その思いしかない。
明日の火葬まで、できる限りの弔いをしたいと思う。
在りし日のるびぃ
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