准胝院のブログ

八王子市で准胝仏母を本尊とする天台寺門宗祈願寺院「准胝院」のブログです。准胝仏母祈願、不動明王祈願、人型加持(当病平癒)、先祖供養(光明供)、願いを叶える祈願(多羅菩薩)、荼枳尼天尊(稲荷)の増益祈願等

お札とお守りの違いなど

 お札のことでご質問いただき、メールにてご返答いたしましたのでブログでも情報をシェアしたいと思います。

※質問の内容は私のほうで分かりやすいように概略しています。

 

質問①:お札とお守りの違いは?

質問②:小祈祷は「ざっくりとした」お願いことに限るのか?他人を願主にすることは可能か?

 

以下、私からのお返事

『お札の意味合いにつきまして、まず「お札」「お守り」について修法に違いはございません。同じ准胝仏母の供養法にて修します。
 
「お札」か「お守り」かの違いは、それを持たれる信者さま側によって決定するようご指導させていただいております。
 祭壇を作りお札をお祀りして手を合わせる環境があるなら(つくるなら)お札、それがない場合はお守り……ということを想定しています。
 必ずしもそうする必要があるかどうかは、信者さまに委ねておりますが一門の考え方としてはお札を授与して「それで終わり」ではなくお札を授与してからの信者さまの仏教への関わりこそが重要と考えております。
 
 つきまして小祈祷だからと略式に修法するわけではなく他の祈祷同様に行います。ただし施主様は基本的には「ご本人」にしております。それは上述の通り、お札を授与してから仏さまとどう向き合うかに重きを置いているからです。むろんご家族他、近しい方へご祈願をしていただくことは可能です。その際は、それをした施主様にも「縁」がつきますので施主様もお札を渡してそれっきりではなくなることはご理解ください。』
 
以上となります。
ご参考にしてください。
 
PS)新しい猫さまが我が家に来ました。狭い本棚から出てこない……想像通り、超ビビりです。ゆっくりこの子の心の傷を癒していきたいと思います。

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命名:しゃみぃ(ひらがな表記です!)由来:シャムミックス→シャムミ→しゃみぃ
亮和
 

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