八王子にバタバタと慌てて越してきてから初めて休日らしいのんびりした休日を過ごした。
「まずは高尾山に!」
とも思ったが、仙台時代は休日時間がある時に湖の湖畔をかみさんと散歩するのが割と日課だったので「近場の湖」を探してみた。
すると自宅から最短の湖として「城山湖」が検索結果に出てきた。
仙台は近場に多くの綺麗な湖があったがさすがに東京ではあまり期待はできないだろうと思ったが、この城山湖までは車で30分程度だし、その近くには津久井湖まであるから東京とはいえ八王子は十分自然にアクセスしやすい土地だと知った。
城山湖は津久井湖が隣接するのだが、津久井湖はあまりに観光地なので!?まだまだ土地勘のない私としてはのんびり散歩するにはハードルが高そうなので最初に検索した「城山湖」が「穴場」的な自然堪能フィールドとしてよかったと思う。
この湖はとても小さな湖なのだが、ある程度標高のある山の中にあり、湖畔周辺を歩く登山客やハイキングをされる人が大勢いた。
また、その山麓には龍籠山金刀比羅宮が鎮座されておりご挨拶をさせていただいた。
東京~横浜まで見渡せる絶景スポット。東京スカイツリー、新宿のビル群、横浜のビル群など。また今日は見えなかったが筑波山も望めるとありました。
参考サイト↓
さて、その城山湖の帰り道のこと。
山道を下っていると不意に妻が「飯綱権現!」と叫んだ。
突然のことに「はあ?」と思ったが、看板を確かに見たという。すぐに妻がネットで検索すると……確かにあった。
迂回してその場所を目指すと「金剛山普門寺」という真言宗智山派の寺院がありその寺院の境内から階段を180段も上ったところに「飯綱権現堂」があった。
たまたま通った道で「飯綱権現」のお堂に当たることは過去には経験なかったが、さすが立地的に高尾山が望める場所なので薬王院の飯綱権現のおひざ元だなあと思った。
同時に偶然にも飯綱権現さまを参拝する「ご縁」をもらえたことは嬉しいハプニングだ。……ただ私が気付かずに妻がそれに気付いたという辺りが、自分の感度の低さに苦笑いをせざるを得ないのだが……
180段の階段を上ると、さすがに息が上がったがお堂の前の清々しい空気感に触れると疲れもすぐに吹き飛んだ。
眼下には津久井湖畔が望め、天気が良ければ富士山も望める「夕日」の絶景スポットらしい。
私は護身法して飯綱さまの真言でご挨拶してから、しまっている扉の隙間からお堂の中を覗かせてもらった。
すると白い影がひらりと動いたので「あれ?誰か修法でもしているのか?」と思ったが……よく見ると誰もいないので目の錯覚であった。
ただ目の錯覚とはいえ割とはっきり見えたその白い影。それは決して「悪い雰囲気」ではなく、個人的には飯綱さま、もしくはそのご眷属がお堂を「覗いた」私を「覗きに」きたのかな?なんて妄想が膨らんだ。
その後、しばらく気分の高揚が続いたのも「何かに当たった」という感じがしないでもない。
高尾山に行かなかったが、偶然「飯綱権現さま」とご縁ができたのは、すこぶるラッキーだった。
たまたま行ってみた城山湖だが、とてもいい日ドライブになった。
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