「あ、ここだな」
だから今日、再度「武蔵御嶽神社」に行きました。
さて「何を感じたのか?」という話をしたい。
その答えは、自身の「まほろば」として足しげく通うべき霊場であろうと「感じた」ということ。
「は?何のこと?」
だと思うので、少し説明が必要ですね。
師僧は、その人のまほろばを訪れたときには「兆し」があるという。「天気」「太陽」「光」などが、その人に印象的に見せる「何か」がその兆しとなる。
そうは言っても、私はよく「感じる方」ではないので、かなり具体的な「兆し」を以てそう決めた。
いくつかの「兆し」と思われる現象があったのだが、決定的だったのが「武蔵御嶽神社」の奥の院(奥の院峰)を「遥拝」し後に見えた「刀のような光」だ。
写真にも写っている。
この場にいた「狛犬」の周りには「熱気」のようなパワフルな「何か」が、場を支配していたのが鈍い私にもわかった。
そしてそのタイミングが「奥の院を遥拝した後」だったことを鑑みて……
「これは奥の院に行かねば」という思いに至った。
今日も御岳山の麓にある「滝本駅」の駐車場に車を停めて、ケーブルカーは使わずに山頂を目指した。
ただ、今日の目的は御岳山山頂の「武蔵御嶽神社」の先にある「奥の院」だ。
御岳山山頂までは、徒歩で1時間強かかる。
奥の院はそこからさらに1時間だ。
遥拝所から見える「奥の院」は綺麗な円錐形をした「霊峰」。武蔵御嶽神社はそもそもこの「奥の院」を遥拝するための場所だったという説がある。
御嶽神社の脇から「大岳山」という標識がある方に歩を進めた。大岳山に向かう「上級者コース」の途中に、「奥の院」があるのだ。その山は文字通り「奥の院峰(標高1077m)」という。
※奥の院へ向かうための鳥居。御嶽神社に比べるとすこぶる質素な鳥居だ。
※天狗の腰掛がすぐ横にある。その枝にこの時、天狗は座っていただろうか?!
途中、垂直の岩場が目の前に現れ「修験の山」の片鱗を覗かせる。
鎖場もあるが、下を覗けば眼が眩むほどの崖。気の抜けない道程だ。
一箇所だけ、展望がいい「見晴らしの岩」ともいうべき岩がある。崖の真上なので少し怖いのだが……眼下に「御嶽神社」が見える。
山頂手前にある「奥の院」のお宮。
そこから少し登ってようやく山頂。
山頂にも祠があり御幣が祀ってある。
※奥の院峰は標高1077m 御岳山923mより150mほど高い。
山頂は高い気に囲まれているので眺望はないが、逆に木に囲まれた空気感はとても居心地が良い。
ここから多くの登山者は「大岳山」に向かうが、我々はここまで。
帰りにもう一度御嶽神社に寄って、下山。
凛々しい狛犬の後姿。太陽も異様な感じ。
全行程はヤマップの記録から抜粋します
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