去年、緊急事態宣言が出た折、会社から「なるべく在宅勤務で」という指令が出た。
在宅勤務となると、私の立場だと「何時から何時まで」という時間勤務はあまり重要ではなくて、必要な成果さえだしていれば時間は自由にコントロールできた。これは「楽」な面もあるが裏を返すと成果をださないといくら長時間働いても評価されないというシビアな面もある。
ただ、この仕事をして長い私は要領はある程度分かっているので多くの時間が確保できていた。
ではこの時、時間的に「ゆとり」ができたのか?というと……
否、であった。
申し合わせたように密教の行(加行)がスタートしたのだ。
だから、むしろ時間的余裕は全くなくなった。
見ようによって緊急事態宣言の「おかげで」行が進んだともとられかねないが(そしてそんなことを言えば「不謹慎」と言われてしまいそうだが)、私は少し違った見方をしている。
おそらくこの時の「修行」には、ご本尊からのこんなメッセージがあったと「私は」解釈している。
「時間にゆとりができたなら修行せよ」
時間ができたから修行させたいただいた……ということだ。
そしてまた、今年。1月末にはまん延防止等重点措置により去年と同じく「なるべく在宅勤務で」という指令が会社からでた。
必然的に去年同様に自由に使える時間が増えた。
では今年は「ゆとり」ができた?
やはり「否」だ。
星祭祈願の二十一座を集中的に行う必要があったのだ。
私が星祭を百座やろうと決めたのは、なにもまん延防止等重点措置で会社出勤が減り、時間的にゆとりができるから、ということではまったくない。
ただ、今にして思えば私がその発想に至ったのも「偶然」ではなく、去年同様にご本尊からの「時間にゆとりができたなら修行せよ」というメッセージがあったのかもしれない……と思えてならない。
そして今週に入り、星祭が二十一座の区切りでお札を発送した後は、他の祈願、行があるので星祭は一日一座のみとペースダウンした。
この対応……ご本尊の優しさなのかもしれないが……決して楽はさせてくれないようだ。
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