仙台にいるときは、所謂「最寄りの駅」というものがなくてバスで仙台駅まで50分程度、運賃も片道500円程度かかった。
今は、東京都とは言え関東山地の山々が間近に迫る八王子市。
実はこの八王子市。仙台にいたころと「山々の感じ」をはじめ「目に映る風景」が割と似てることに驚いている。
ただ目に映る風景が近くともやっぱり東京は東京。最寄りの駅まで2分程度で電車に乗れば50分もせずに新宿まで行きつくことができる。つまり同じ時間バスに揺られてようやく仙台駅にたどり着く時間で東京のど真ん中に行くことが出来る利便性は嬉しい限りだ(おまけに運賃も安い)。
前置きが長かったが、私は平日の会社勤務は「東京」まで電車通勤をしている、という話。
私は満員電車を避けるために、始発駅まで歩いて(20分程度)ゆっくり座って行くことにしている。
自然、電車に座りながら「うとうと」としてしまうことが多い。
この「浅い眠り」というのは、自分が寝ていることに気付かないことが多く、もっと言えば意識を残しつつ「夢」を見ることができる。
私は「うとうと」するといつのまにか「夢の映像」を追っかけていることが多くあるが、このままボーっとしているとそのまま眠いってしまい夢に没入してしまう。
ただ時に、ここで意識的に「ああ、夢が始まるな」と頑張ると意識を残したまま、夢にダイブすることがある。所謂明晰夢だ。
今朝の電車の中で……
意識的に夢に入ると、ある神社の映像。
神社といえば「狛犬」だ。2体の狛犬が私を凝視している。かなり大きい。そう言えば、この狛犬は見覚えがある。
御岳山の「おいぬさま」だ。
武蔵御岳山の再奥にある「奥の院遥拝所」の真横にある「大口真神社」におわすご眷属さま。
以前に参拝した時も、鋭い眼光を向けられたような気がしたので印象的に覚えていた。
武蔵御岳山を低山修行の「ホーム」の一つと決めてから最近ではすっかり行けてない。
「いかなければ」と思いつつも、6月に肩の手術をして、夏の暑さを理由にすっかり足が遠のいてしまっていた。
きっと私のそんな罪悪感がおいぬさまの夢をみさせたに違いない。
むろん、「最近来ぬではないか!早く来い!」とおいぬさまが言っているなんて妄想するもの悪くない。
妄想とは思いつつも、
「やっば!いかなきゃ!」
単純な私は、即座にそう思ってしまった。
これで「参拝」をするきっかけになら、こんな朝の通勤時間をつかった「夢のひと時」もわるくない。
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