明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、今朝は歩いて10分程の神社に妻「蓮奈」と初詣。
AM6:52という「日の出」に合わせて、少し薄暗い中家を出た。
途中、目的を同じくする人が「わらわら」といる。元旦以外ではありえない風景なのだろうと思った。
参拝後、神社の裏手にある見晴らしのいい公園に向かい「初日の出」を待った。
きっと近所では「初日の出のスポット」なのだろうか、すでに多くの人で今か今かと初日の出を待っていた。
なんとテントで一泊した人もいたようですね(写真)
そして、初日の出。雲一つない朝の空。素晴らしい朝日でした。
少し明るくなってから、背後を見れば富士山も良く見える。
……にしても、人多い(笑)
帰り際。ちょっとだけ心温まるエピソードがあった。
神社の境内でたまたますれ違った見知らぬ老夫婦から「あけましておめでとうございます」と声を掛けていただいた。参拝客が多ければいざ知らず、朝早い地域の鎮守さまへの参拝者はそれほど多くないなら、「ああ、こうして声をかけるべきだだな」と恥ずかしながらの「学び」があった。
各地域の鎮守は「高台」にあるのが常だと思うが、この神社もご多分に漏れず。参道から急な階段を登らないと参拝ができない。我々は「帰り」なので急な階段を下りていたが、向こうから足が悪くて階段を登るの辛そうな高齢な男性と、その息子さんと思しき方が見えた。
息子さんに手を引かれながら、その高齢な男性は一段一段ゆっくり階段を上がってくる。
いよいよ我々とすれ違う時に私は、さっきの「学び」を早速実践すべく「あけましておめでとうございます」と声を掛けた。すると、辛そうに階段を登っていた高齢な男性の「辛そうな顔」は「明るい顔」に変わり、「ああ、おめでとうございます」という弾んだ声が返ってきた。
私はその「笑顔」と「弾んだ声」に感化され、とても心温まる気持ちになった。
地域の鎮守様に初詣に来る方は、きっと「一年間ありがとうございました」という感謝の気持ちと「今年もよろしくお願いします」というささやかなお願いをしにいく人が多いと思う。
先の高齢な男性は、おそらく私と違って古くからこの土地で育った方に違いない。その間80年以上(80歳くらいに見えたので)、きっと毎年この神社にこうして初詣にきていたのだろうと想像した。もう階段一歩を登るのもきつい体になっても。
だからこそ「この方はここの神さまに間違いなく護られている」それを強く思った。そして地元の神さまにしっかりと感謝する気持ちを忘れないこと、そしてそれを継続することの大切さを改めて思い出させていただいた。祈願を叶えるためのベースとしてこの地域へのお宮参りと先祖供養が欠かしてはならないことは、いまさら言うまでもない。
今朝は、上述の通り沢山の「気づき」をいただけた初詣となった
だから……
「ああ、早速初詣の御利益をいただいてしまったな」
そう思った。
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