准胝院のブログ

八王子市で准胝仏母を本尊とする天台寺門宗祈願寺院「准胝院」のブログです。准胝仏母祈願、不動明王祈願、人型加持(当病平癒)、先祖供養(光明供)、願いを叶える祈願(多羅菩薩)、荼枳尼天尊(稲荷)の増益祈願等

私の気功メニュー公開 ~日常の大切さ~

 このブログでは『日常の大切さ』を口酸っぱく言うのが定番になっているが、むろん言い出しっぺの私も言うだけではなく、実践しなければと思っている。

 私が「毎日続けよう」と思っていることの一つに「気功」がある。

 ただ、この気功も含め広い意味で「瞑想」に属するものは、何度も書いているように「毎日1時間」とかやってしまうとなかなか続かない。

だから最短でやる!と私は決めています。

 ご参考までに私の気功メニューを記してみましょう。

①腰を落として馬歩站椿 30秒(たった30秒!)

ご存知ない方のために解説すると、馬歩站椿とは所謂「立禅(文字通り立ったままやる禅の一種)」のこと。ここで私は極力腰を落として(大腿部と床が平行になるまで腰を落とす)やります。筋トレの「空気椅子」状態ですね。嘘かホントか、腰を極端に落とすことが、手っ取り早く気を丹田に落とす方法だ、と私は習ったからそうしている。

これは「気を巡らせる」というよりは、「必至に脚の筋肉で耐える」ということに終始しがちだが、それはそれで脚が鍛えられていい。

②普通の馬歩站椿

①が30秒経過したところでゆっくりと腰を上げて、通常の高さ(やや膝が曲がる程度)の「立禅」にそのまま移行します。このタイミングで「気」が掲げている両手に「ワ―ッ」と一気に流れるのが分かります。この状態でまた30秒。

③やや深い馬歩站椿

②が30秒経過したらまた腰を落とすのですが、今度は両大腿をくっ付けて、両足と両膝で三角形を作るような体制になります。これもかなり腰が落ちるので、また脚の筋肉への負荷がきつく成ります。ただ①よりやや余裕ができますので、①と②の両方の効果が得られるイメージです。これも30秒。ここで上手く気が巡ると糸のような白い「何か」が両の手から「わらわら」と出ているのが視えます(「気」が視える)

④動功

③が終わったら、「動きながら」の気功を行います。これを「動功」と言います。これはとても短いものでやはり30秒程度で終わります。

以上です。

①~④までを連続してやるので、トータル120秒。つまり2分です。

これだけ。たった2分!

これだけですが、毎日欠かさずやる、となるとそう簡単でもない。

始めて思ったのですが、「やらなくなる」大敵は「うっかり忘れる」です。あまりに短いので自分の意識の外に出やすくなって、『つい忘れる』というパターンにハマります。

これではいかんと思い、ルールを決めました。

「朝一のトイレの後に必ずやる」

です。

毎日必ず行う行動にくっ付けるのが一番忘れにくいし、心の負担も少ないと誰かが言っていた記憶がある。それを真似しました。確かに効果的。

この「気功」をあまり密教の行に、安易に結びつけることには慎重になるべきですが……

同じ「気功」「行」と「変性意識状態」になるという意味で、密教の行中、特に印を結ぶと勝手に両の手に気が巡る感じが強化されており、行の一連の動きが「動功」のような意味合いが自然と付加されてきています。

それを大袈裟に捉えることはしませんが、個人的には少なくとも「気持ちよく」拝むためのプラスの要素にはなっている。

このように「やっててよかった」と思えることは、プラスに受け止めた方が継続のモチベーションにも繋がるのでより意識してしまうのも手です。

 

たかだが2分。されど2分です。

皆さまも、気功ではなくともまずは「一分間の瞑想」でも「毎日続ける」を実践してくださいね(^^)

 

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