九曜星シリーズ 第六弾。今回は火曜星です。
『業火の苦しみ』の年と言われる「最悪」の年。
「火」には「火急」という言葉からも分かる通り「すぐに燃え広がる」というイメージが内在する。
病気であれば「急性の病」、お金であれば、短期的に「火の車状態」になる、突発的な事故等。何事も「じわじわくる」のはなく「急に来る」ので注意が必要。
また、さらに何なのが翌年に同じく「凶星」である「計都星」が控えてること。「短期的」なら翌年に持ち越さないと思いきや、さにあらず翌年まで引きずる可能性がある。
「業かの苦しみ」というタイトルにある通り「業」によって何が起こるかは人それぞれ。できることは、慌てず、腐らず、それを真摯に受け止めること。そして善行、修行によって徳を積む。よく神仏を拝む。結局は、いつも行っている日常が力になります。
〇火曜星は旧暦で以下の生まれの人になります。
※「旧暦が分からない?」という人は以下のサイトでお調べください(西暦〇〇〇〇年〇月と入れると一か月分の新暦・旧暦対応表が出てきます)。
昭和3年、12年、21年、30年、39年、48年、57年
平成3年、12年、21年、30年
〇火曜星の御姿
一面四臂の忿怒形で、弓、箭(矢)、剣、三叉戟を持つ(天部の仏像事典より)
図像集の「仏像図彙」では、馬頭のように見える冠があるが、以下の記述から「驢馬(ロバ)」だろうと思われます。
『炎髪三眼の念怒相で、身体は恐ろしい赤色であらわす。頭上は驢冠で全身に甲冑をつけた二眼四讐の護法神形の立像である(火羅図の図像と成立 (真鍋)より)』
私が参考にしたのは、他の星同様に「仏像図彙」です。上記記述では「甲冑姿」「立像」とありますが、「仏像図彙」にあるように「上半身を裸形にして条串をつけ」とありますので、いくつかのパターンが存在するようです。
※手書きしたものをドローソフト「MSペイント」で修正しています。火曜星の方の内符にお入れします。
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