九曜星の星解説シリーズも残すところあと二星。今回は月曜星。
月と言えば、夜輝く星としては最大の「明るさ」ですから、日曜星の「太陽」同様に吉星です。運気の流れ的には「火曜星」「計都星」と辛く暗い年がようやく「明ける」」という年になります。つまり何事も「好転する」という意味合いを強く意識すると上手くいく年。例えば「事業のV字回復のチャンス」「新しい恋人と出会うチャンス」「人間関係を修復するチャンス」など。
ただ、タイトルにある通り「太陽」と違うのは月には「満ち欠け」があるので「不安定さ」「移ろいやすさ」「表裏一体」といった意味合いを併せ持つことにも注意しておきましょう。無敵感で突っ込まず常に慎重に「見極める」「安定を心がける」が良いと思います。
〇月曜星は旧暦で以下の生まれの人になります。
※「旧暦が分からない?」という人は以下のサイトでお調べください(西暦〇〇〇〇年〇月と入れると一か月分の新暦・旧暦対応表が出てきます)。
昭和元年、10年、19年、28年、37年、46年、55年、
平成元年、10年、19年、28年
〇月曜星の御姿
胸前に月輪を抱き、五鵞に乗る(天部の仏像事典より)
胎蔵曼荼羅図の図像は、例によってこれとは違い右手に半月を持ちその上に兎が乗っており、偏袒右肩の菩薩形で半跏坐。
それ以外では『(『九曜秘暦』では、右手に月輪、左手に茎の無い開蓮花を掌にのせている。ただし頭上は馬頭を申央に、左に竜と右に鳥を配置して(中略)鵡鳥の上に乗る~火羅図の図像と成立 (真鍋)より』
私が描いたのは、いつも通り基本は「仏像図彙」に倣ったが、女神が載る鵞鳥の数が「仏像図彙」では「六羽」だったが、「天部の仏像事典」の解説の通りに「五羽」に変更した。
※手書きしたものをドローソフト「MSペイント」で修正しています。月曜星の方の内符にお入れします。
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