日本の密教系文殊菩薩の持物は、右手に智慧を象徴する法剣、左手に梵夾(ぼんきょう)を載せた青蓮華を持つ姿がポピュラーです。青蓮華を持たず直接に梵夾を持つケースもよく見かけます。
ちなみにチベット密教では、持物は日本密教と同じだが、法剣を振り上げてダイナミックに表現されているのが特徴的。
お像の製作に関しては、梵夾を青蓮華の上に乗せれば概ね完成。ここからはひたすらに終りのないヤスリがけ。そして彩色。
↓梵夾を仮に乗せてみる(大きすぎる?般若経の転読用ということで!?)
色については、儀軌には、肌の色は鬱金(ウコン)色となっているので、本来的には赤みがかった黄色。ただ、日本でこの色になっているお姿はあまり見かけない。逆にチベット仏教のお姿は、ちゃんと黄色になっている。
今回は、金色ベースで、黄色を表現するのがいいかな、と思っている。
あとひといき!
祈願のお申込みについて
本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。
本尊准胝仏母祈願(¥5,000~)
当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。
荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。
商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです
病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。
光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。
(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)
年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。
※不動尊華水供を修法致します。
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