去年は低山修行と称して、近隣の山々での富士山の写真を多く投稿したが、今年はそれもなかなかかなわなかったので、年末になって富士山に急接近!?してきた。
仙台にいたことろは「富士山」は遠い果てのように思っていたが、八王子からは中央高速が混んでさえいなければ一時間強で河口湖インターまで到達できる立地であることに今更ながら感動している……
今日は妻「蓮奈」と相談して、富士五湖の何処かの湖に行くことにした。
そして私の直感?頼りに結局、富士山最西端にある「本栖湖」を行き先とする。
直感とは言いつつも……
「本州で最も透明度がある」
「富士五湖で一番深い(121m)」
さらには……
『五湖ではもっとも開発の遅れた地域で、その静寂さは「無の湖」と形容されるほどです。』
という本栖湖の特徴を鑑み、より自然な空気感に触れられることを期待した。
ようは「あまり観光地化していない」というのがいいと思ったのだ。
さて、湖に着いてみれば、湖面に観光船が浮かぶこともなくただただ静か。
ときおりこの寒空でウェーダーを履いて水につかりながら釣りをする人がチラホラ。
そして何と言っても水のなんとクリヤーなこと。
(当たり前だが)八王子にほど近い、相模湖や津久井湖とはまるで違う。
ちなみに前に住んでいた「仙台」にも、綺麗な水質の水がめがあり「釜房湖」「大倉湖」「七ツ森湖」「あさひな湖」等、景観のいい湖が狭い地域に固まっていた。むろん自然湖である富士五湖とは違いダム湖ではあるが、今日、久々になつかしさを感じた。
さて、「湖マニア」なところをご披露してしまったが、今日の目的は富士権現さまの遥拝。
午後の到着だったので雲が気になったが、ギリギリお姿を拝することができました。
本栖湖の富士山と言えば、お札に採用されていることで有名とか。
五千円(新渡戸稲造さんの時)
千円(夏目漱石さん)
「今日、本栖湖を選んだってことは、来年はお金に縁があるのかな?」などと邪推をするも直ぐに引っ込める(笑)
ただ、このお札の絵にあるシチュエーションへは、30分程、湖畔の山(峠)……かなり急)を登る必要がある。もちろん登らなくても十分美しい富士山は拝することができるが、我々は低山修行も兼ねてむろん登ってみる。
例によって私は息が上がりまくったが、妻蓮奈は、スタスタ平地を歩くように歩く。
その景観。
湖が凪いでいればお札と同じ「逆さ富士」が見えたのだが、なかなかそこまでのコンディションにはならない。
それでも圧倒的な美しさ。
先に書いたように富士五湖は、八王子からそれほど遠くもないので「低山修行」のバリエーションとして時に足を伸ばすのもいいなと思った。
「いや、どうせなら富士山登れよ」と突っ込んだ方……それは、それ。これは、これ(笑)
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