桜の木は古来より「神聖なもの」と捉えられてきた、とはよく聞く話だ。
少し調べると……
『桜の「さ」は春に里へ舞い降りる田の神を、「くら」は神が降り立つ座のことを意味し、桜は神様の宿る木と考えられていた』
なんて書いてある。
さて、その「さ」という神が舞い降りる「くら」が、知らず知らずに我が境内にできてしまった。
しかも「夫婦」のように二本並んで。
実はこれ、全く心当たりがないのだ。
庭に桜の木を植えるべからず……というのはよく知られた話であるから、自分で植えるなんてことはしない。
去年、急にニョキニョキと伸び始めた若木があることに気付いてはいたが、最初はそれが桜とは夢にも思わず、それほど気にしていなかったが。
今春、その若木の葉が数多く芽吹いて、葉の姿を見て「もしかして桜か?」ということに今更気づいた。
庭に桜の木を植えるべからず……
その現実的な理由として、曰く
①根が伸びるので家の基礎を壊す
②害虫(毛虫・ムカデなど)が侵入する
③枝葉が生い茂ると家に光が差し込まない
④落ち葉や折れ枝の掃除が面倒、近所迷惑
とある。とても厄介な理由ばかりだ。確かに看過できない。
まだ若木だが、それでもすでに1.5mくらいには成長している。
ここまで成長すると……神の宿る木を切ってしまうのは、やはりできない。
実際には、ただただ鳥が種?を運んできただけなのかもしれない。
しかし私は妄想逞しく「やや!!突如として、神が降臨したぁ!!」なんて想像をしてしまったのだ。
そう思ってしまったらおいそれと、その木を切れるものではない。
しばらくは様子をみながら上記の①~④は慎重に対策を立てるしかないかな。
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(荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです)
病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。
光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。
(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)
年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。
※不動尊華水供を修法致します。
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