准胝院のブログ

八王子市で准胝仏母を本尊とする天台寺門宗祈願寺院「准胝院」のブログです。准胝仏母祈願、不動明王祈願、人型加持(当病平癒)、先祖供養(光明供)、願いを叶える祈願(多羅菩薩)、荼枳尼天尊(稲荷)の増益祈願等

土曜星の解説:慎重さが運を拓く年

四つの凶星のひとつとして

九星や暦の世界において、土曜星は「凶星」に分類されます。

以前お伝えした「羅睺星(らごうせい)」「計都星(けいとせい)」「火曜星(かようせい)」の三悪星に、この「土曜星」を加えて「四悪星」と呼ぶこともあるほどです。

土星は「エネルギッシュな星」

私どもの一門では、土星を「エネルギッシュな星」と表現しています。

これには「エネルギーが溢れる時期だからこそ、むちゃをしてはいけない」という深い意味が込められています。

「むちゃ」が災い(凶)を招く

この年に注意すべきなのは、自分自身の勢い余る行動が原因で「凶」を引き寄せてしまうことです。

「車のスピードを出しすぎて事故を起こす」「強気な投資で失敗する」「仕事を頑張りすぎて健康を害する」といったことが起こりやすい時期と言えます。

自分の行動パターンを冷静に見つめ、「無理をしない」と心に決めて「慎重に動く」ことが、この年を吉に変える鍵となります。

羅睺星を抜けた後の過ごし方

「羅睺星という大きな厄を抜けたのに、また凶星なのか」と感じる方も多いでしょう。

しかし、羅睺星のような強い星は、過ぎ去った後もその影響が尾を引くことがよくあります。

急に開放的になって羽目を外すのではなく、この土曜星の期間を「慎重に次のステージへ向かうための準備期間」と捉えるのが、正しい心構えです。

※旧暦を使います。

旧暦カレンダー - 高精度計算サイト

土曜星(どようせい)【2歳スタート】

2 令和7年 2025
11 平成28年 2016
20 平成19年 2007
29 平成10年 1998
38 平成元年 1989
47 昭和55年 1980
56 昭和46年 1971
65 昭和37年 1962
74 昭和28年 1953
83 昭和19年 1944
92 昭和10年 1935
101 大正15年 1926

 

 お姿は土曜星は老人形にして牛に乗り、錫杖を執り、二童子を従える、とある。

「なぜ裸形の老人なのか?」の出所(でどころ)は、いろいろ調べましたがいまいちはっきりしないですね。「老人形」の神さまと言えば思い浮かぶのは「寿老人」「福禄寿」といった道教の神さま、仙人。密教では一二天の内「火天」。修験の役行者もそうですね。あとは稲荷伸でも老人形はよくあるお姿です。土曜星は「裸形である」とあり、図像集の「仏像図彙」でも中国風の官服ではなく、条帛の偏袒右肩 になっていますから、道教風ではないのでインド神話の仙人を起源とする可能性もありますね

 

 ◎星祭申し込み受付中

以下リンクよりどうぞ

https://sgfm.jp/f/d50302f664802f20ebb219caa01ac6e5

 

★ご相談はこちらから★

准胝仏母の道場について

本尊祈願申し込みフォーム

不動明王祈願フォーム

ご先祖供養(回向)・家族敬愛祈願フォーム

人型加持 申し込みフォーム

信徒会員申し込みフォーム

e-mail

JYUNTEIIN@gmail.com

 

記事が面白かったら

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
にほんブログ村

羅睺星 見えない攻撃を防御するには?

 昨日も触れましたが、星まつりの祈祷について、これから九曜星に関する特徴をひとつずつ詳しく解説したいと思います。

 

※毎年同じことしていますが、過去記事まで遡るのも大変かとおもうので。

 

 今日のタイトルは『羅睺星』です。羅睺星は九つある星の中でも「大凶」にあたる星。ちなみに「大悪星」と言えば、この羅睺星と計都星と火曜星の三つ。それぞれ特徴はありますが、とりあえず「超やばい年」と認識しましょう。

 

『羅睺星』は旧暦で以下の生まれの人です(1月、2月生まれの人は、新暦との年が異なることがあるので要注意です)

※「旧暦が分からない?」という人は以下のサイトでお調べください(西暦〇〇〇〇年〇月と入れると一か月分の新暦・旧暦対応表が出てきます)。

旧暦カレンダー - 高精度計算サイト

羅喉星(らごうせい)大凶【1歳スタート】

1 令和8年 2026
10 平成29年 2017
19 平成20年 2008
28 平成11年 1999
37 平成2年 1990
46 昭和56年 1981
55 昭和47年 1972
64 昭和38年 1963
73 昭和29年 1954
82 昭和20年 1945
91 昭和11年 1936
100 昭和2年 1927

 

【お姿解説】

見ていただくと分かる通り三面忿怒形で頭に龍冠を戴きます。胸から下の半身は雲の中に包まれています(天部の仏像事典「梵天火羅九曜図」による)。ちなみに計都星の図像もほぼ同じですが頭に頂く龍冠の数が違います。

 ここでは羅睺星が「九」、計都星が「三」としていますが、結構、混同がおきているようです(計都星が「九」、羅睺星が「三」という場合もある)。下図は「仏像図彙」に倣って「九龍冠」にしています。ただ「龍冠」といいつつ多くの図像は「蛇」になっていますが、私は龍で描きました。このお姿は「内符」としてお札にいれます。

ちなみに私が羅睺星の年のエピソードを一つ。

五十肩が悪化して手術して、それが原因で仕事にしわ寄せが来て精神的なダメージも多くあり、また家族の体調も芳しくなく等、客観的に見て「散々」でした。

ryona.hatenadiary.jp

 

 そんな悪い年は、どうやり過ごしたらいいのだろうか?

 たとえ話をしましょう。

 ボクシングなどの格闘技で「失神KO」が起こる瞬間には、ある共通点がある。

「え? なぜボクシング?」と思った方も、どうか我慢して続きを読んでほしい(笑)。

 その共通点とは、「見えないパンチを被弾する」ということ。

「見えない」と言っても、スピードが速すぎて見えないわけではない。

死角からの攻撃だったり、意識の外から飛んできたりして、全く予想していない状態で被弾してしまうことを指す。

なぜ「見えない」と、失神するほどの致命傷になってしまうのか?

それは「耐える準備ができないから」だ。

もしパンチが見えていれば、たとえ直撃しても、人間は無意識に備えることができる。

首をすくめて脳への衝撃を和らげたり、わずかに角度をずらして急所を外したりといった防御が可能になる。

 

 しかし、見えていなければ、体は完全に無防備なままだ。

解説者が「今のパンチは見えていませんでしたね」と言うのは、それが最も危険な当たり方であることを知っているからだ。

この「見えないパンチ」を「運勢(星周り)」に置き換えて考えてみよう。

すると、一つの答えが導き出される。

「何も知らずに不運に見舞われるより、『今年は悪いことが起きるかもしれない』と構えている方が、受けるダメージは遥かに少なくて済む」ということだ。

 

 だから、皆さんがまずやるべきことは、自分の運勢を知ること。

「今年はあまり良くない星回りだ」と分かっているなら、あらかじめ心に「ガード」を上げ、覚悟を決めることができる。

不安の種を事前に摘み取っておくといった、具体的な「手当て」も可能になるだろう。

悪い時期は、派手な動きを控え、じっと耐える心持ちが大切だ。

もちろん、神仏の加護をいただくために「星祭の御札」を申し込むことも忘れないでほしい(笑)。

 

また「行」をするくらい熱心な方は「在家星祭」をするものいい。

ryona.hatenadiary.jp

 

「悪い年」と思えば、自己暗示で悪いことを引き寄せるという論もある。だから「知らぬが仏」を決め込むという方法もあるかもしれない。

 ただ少なくとも我々のスタンスは「失神KO」をされないよう、しっかり準備するという選択しましょう。

 

星まつり申し込み受付中。以下のリンクより申し込みフォームより申し込みください。

https://sgfm.jp/f/d50302f664802f20ebb219caa01ac6e5

その他、祈願のお申込みについて

 本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。

本尊准胝仏母祈願

当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。

 荼枳尼天尊祈願

荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。

商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです

人型加持

 病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。

 文殊菩薩祈願
「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。

先祖供養・家族の敬愛祈願

光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。

多羅菩薩(ターラー菩薩)祈願

(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)

星祈祷

年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。

不動明王祈願

 

不動尊華水供を修法致します。

e-mail

JYUNTEIIN@gmail.com

 

記事が参考になったら

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

 にほんブログ

 

星まつり 受付開始!

 令和8年の星祭(星供)の申し込みを開始いたします。

 当院の星まつりは妙見菩薩法により厳修いたします。

 星祭とは、一年の運勢を左右する「本命星」と「当年星」を供養し、来る一年の除災招福を祈る密教の伝統行事です。

 当院は、星と深い関わりを持つご尊格を多くお祀りしております。

 尊星王菩薩(妙見菩薩)を中心に、如意輪観音白衣観音、多羅菩薩、そして荼枳尼天

 これらのご尊格と当院の不思議なご縁については、以前の記した通りですが、本年はこれら諸尊の絶大なる守護(バックアップ)を賜り、より一層の至心をもって修法に臨みます。

 星の巡りは時に厳しく、私たちの生活に影を落とすこともあります。

 しかし、ご縁ある諸尊の功徳を頂戴することで、凶星は吉星へと転じさせます。

 志納料は、九曜星すべて一律3,000円にて承ります。

 

 下記リンクよりお申し込みください。

https://sgfm.jp/f/d50302f664802f20ebb219caa01ac6e5

 

 なお、「羅喉星・火曜星・計都星」といった大凶星にあたる方、あるいは「今年は勝負の年なので万全を期したい」という方は、備考欄に「特別」とご明記ください。

 通常の星供に合わせ、別途、特別修法を厳修いたします(特別祈祷:10,000円)。

 

 今後、本ブログにて各星の性質や過ごし方の解説を随時更新してまいります。

ご自身の運勢が気になる方は、どうぞご参考にしてください。

 また皆様の星については当方で生年月日から確認いたしますので、九曜星の名称を詳しく知らなくてもご安心ください。

 

 事前にご自身の星を確認されたい方のために、下記に一覧表を掲載いたします。

※星祭は「旧暦」を基準とします。

※年齢は「数え年」にて表記しております(生まれた時を1歳とし、元旦ごとに年を重ねる数え方です)。

 

2025年 九曜星一覧表(年齢、生年対応)


羅喉星(らごうせい)大凶【1歳スタート】

1 令和8年 2026
10 平成29年 2017
19 平成20年 2008
28 平成11年 1999
37 平成2年 1990
46 昭和56年 1981
55 昭和47年 1972
64 昭和38年 1963
73 昭和29年 1954
82 昭和20年 1945
91 昭和11年 1936
100 昭和2年 1927

土曜星(どようせい)【2歳スタート】

2 令和7年 2025
11 平成28年 2016
20 平成19年 2007
29 平成10年 1998
38 平成元年 1989
47 昭和55年 1980
56 昭和46年 1971
65 昭和37年 1962
74 昭和28年 1953
83 昭和19年 1944
92 昭和10年 1935
101 大正15年 1926

水曜星(すいようせい)中吉【3歳スタート】

3 令和6年 2024
12 平成27年 2015
21 平成18年 2006
30 平成9年 1997
39 昭和63年 1988
48 昭和54年 1979
57 昭和45年 1970
66 昭和36年 1961
75 昭和27年 1952
84 昭和18年 1943
93 昭和9年 1934
102 大正14年 1925

金曜星(きんようせい)中吉【4歳スタート】

4 令和5年 2023
13 平成26年 2014
22 平成17年 2005
31 平成8年 1996
40 昭和62年 1987
49 昭和53年 1978
58 昭和44年 1969
67 昭和35年 1960
76 昭和26年 1951
85 昭和17年 1942
94 昭和8年 1933
103 大正13年 1924

日曜星(にちようせい)大吉【5歳スタート】

5 令和4年 2022
14 平成25年 2013
23 平成16年 2004
32 平成7年 1995
41 昭和61年 1986
50 昭和52年 1977
59 昭和43年 1968
68 昭和34年 1959
77 昭和25年 1950
86 昭和16年 1941
95 昭和7年 1932
104 大正12年 1923

火曜星(かようせい)大凶【6歳スタート】

6 令和3年 2021
15 平成24年 2012
24 平成15年 2003
33 平成6年 1994
42 昭和60年 1985
51 昭和51年 1976
60 昭和42年 1967
69 昭和33年 1958
78 昭和24年 1949
87 昭和15年 1940
96 昭和6年 1931
105 大正11年 1922

計都星(けいとせい)大凶【7歳スタート】

7 令和2年 2020
16 平成23年 2011
25 平成14年 2002
34 平成5年 1993
43 昭和59年 1984
52 昭和50年 1975
61 昭和41年 1966
70 昭和32年 1957
79 昭和23年 1948
88 昭和14年 1939
97 昭和5年 1930
106 大正10年 1921

月曜星(げつようせい)中吉【8歳スタート】

8 令和元年 2019
17 平成22年 2010
26 平成13年 2001
35 平成4年 1992
44 昭和58年 1983
53 昭和49年 1974
62 昭和40年 1965
71 昭和31年 1956
80 昭和22年 1947
89 昭和13年 1938
98 昭和4年 1929
107 大正9年 1920

木曜星(もくようせい)大吉【9歳スタート】

9 平成30年 2018
18 平成21年 2009
27 平成12年 2000
36 平成3年 1991
45 昭和57年 1982
54 昭和48年 1973
63 昭和39年 1964
72 昭和30年 1955
81 昭和21年 1946
90 昭和12年 1937
99 昭和3年 1928
108 大正8年 1919

 

 星々の運行は変えられずとも、その影響を受け止める心の持ちよう、そして仏様のご加護によって、運命は必ず切り拓けます。

皆様の令和8年が、光り輝く一年となりますよう祈念申し上げます。

 

住職作 尊星王菩薩(妙見菩薩

 

住職作 九曜星曼荼羅

祈願のお申込みについて

 本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。

本尊准胝仏母祈願

当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。

 荼枳尼天尊祈願

荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。

商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです

人型加持

 病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。

 文殊菩薩祈願
「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。

先祖供養・家族の敬愛祈願

光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。

多羅菩薩(ターラー菩薩)祈願

(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)

星祈祷

年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。

不動明王祈願

 

不動尊華水供を修法致します。

e-mail

JYUNTEIIN@gmail.com

 

記事が参考になったら

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

 にほんブログ

准胝陀羅尼経に現れる阿鉢羅是多菩薩と訶利底菩薩――在家向け准胝法という視点から

 覚えていないと思いますが、過去に「准胝経」つまり『仏説七倶胝佛母心大准提陀羅尼経』に出てくる尊を今後紹介していくと宣言し、最初に多羅菩薩を紹介しました。

ryona.hatenadiary.jp

ryona.hatenadiary.jp

 その後、多羅菩薩は師のご助言もあり、当院になくてはならない尊となりお像を自作するに至ったのは過去の記事の通りです。

ryona.hatenadiary.jp

 その後、准胝陀羅尼経に登場する尊に触れてこなかったので、いまさら忘れたころにですが💦……お経に登場する阿鉢羅是多菩薩(あばらせいたぼさつ)と訶利底菩薩(かりていぼさつ)について、説明したいと思います。

 ただ、なぜこのお経にこの二尊が登場したかを明確に述べているものはおそらくない気がするので、多方面から情報収集した私の持論であることを最初にお断りしておきます。

 

 この経は、いわゆる准胝法――とくに在家向けの行法として読むと、非常に特徴的な構造を持っています。阿鉢羅是多菩薩と訶利低菩薩の名が登場するのは転法輪(あるいは塔)の前で准胝陀羅尼を唱え、塔の周囲を右回りに繞る。すると、その行に応じて、阿鉢羅是多菩薩と訶利低菩薩が現れ、行者の願いを成就させる、と説かれています。

 このお経で語られているのは、むろん高度な密教行ではありません。陀羅尼と身体動作だけで成立する、きわめて簡潔な行です。

 だからこそ、この経に現れる尊たちの意味を丁寧に見ていく必要があると感じました。

阿鉢羅是多菩薩とは何者か

 准胝陀羅尼経に現れる**阿鉢羅是多菩薩(あばらせいたぼさつ)**は、サンスクリット名 Aparājitā(アパラージター)の音写です。

 アパラージターは、インド密教では十忿怒王尊の一尊とされ、日本では無能勝明王として知られるアパラージタ(Aparajita)の妃、すなわち無能勝妃と理解されてきました。

 まあ、普段は耳にすることはないご尊格ですよね。

 

 この尊は、もともとヒンドゥー教起源の土俗神であったと考えられていますが、仏教に取り入れられる過程で性格が大きく変化します。

 『無能勝大明陀羅尼経』では、釈尊成道の際に無能勝明王が魔物を降伏したと説かれ、また『摂無礙経』では、釈尊が忿怒身を現じた姿であるとも記されています。

 つまりアパラージターは、釈迦の覚りと結びつけられ、忿怒相をもって障碍を降伏する、きわめて実践的・実働的な尊として再定義されていきました。

図像的特徴

『サーダナマーラー』に説かれるアパラージターの最大の特徴は、右手で平手打ちのしぐさをとる姿です。この印相は、他の尊には見られない、アパラージター固有のものとされています。

 また図像では、ガナパティ(ガネーシャ)を踏みつけ、ブラフマーなどのヒンドゥー神が傘をさしかける姿で表されます。これは、ヒンドゥー教的世界観に対する仏教側の優位性を示す、当時の常套的表現と理解されています。

訶利低菩薩とは何者か

 これはご存じの方はいるでしょう。つまり訶利帝母(かりていも)、別名鬼子母神です。

 訶利帝母は、もともと子を奪い食らう鬼神として恐れられていた存在ですが、仏典では、釈尊によってその行いを戒められ、母としての苦しみを悟ったのち、子を守り、衆生を養う存在へと転じたと説かれています。

この性格は、准胝信仰と非常に深く結びついています。

七倶胝仏母という尊名が示すこと

 准胝尊は「七倶胝仏母」と呼ばれます。七倶胝とは無量の数、すなわち無量の仏を生み出す母という意味です。

 ここでいう「母」は比喩ではなく、生み出す、生起させる、仏徳を顕現させる、という生成そのものの原理を指しています。

 その意味で、准胝尊は、子を授ける仏母としての性格を、尊名そのものに内包している尊です。准胝が子宝・安産と結びついて信仰されてきたのは、後代の民間信仰の付会ではなく、この「仏母」という性格に由来するものだと考えられます。

訶利帝母の役割

 そのうえで、訶利帝母は、生まれた命を守る、育てる、生活として持続させる、という役割を担います。

つまり、准胝仏母=生み出す力訶利帝母=育て、守る力、という関係です。

 准胝信仰が在家の切実な願い、とりわけ子に関わる願いに強く応えてきた背景には、この二重構造があったと私は考えています。

准胝陀羅尼経における二尊の現れ方

 准胝陀羅尼経では、准胝尊そのものは前面に出ず、しかし「七倶胝仏母心」という形で性格は明示され、その行に応じて、阿鉢羅是多菩薩と訶利帝母が具体名で現れる、という構成になっています。

 阿鉢羅是多菩薩が、障碍を砕き、行の道を開く尊であるのに対し、訶利帝母は、その結果を、生活の中で、持続可能な形にする尊として現れます。

これは、准胝法が「悟るための修行」以前に、「生きるための行」であったことを、はっきり示しているように思われます。

七観音』における解釈について

 この箇所について、『七観音』(伊藤丈 著)では、准胝陀羅尼経の一説として、文殊菩薩の随伴者である阿鉢羅是多菩薩と訶利帝母が現れる、という趣旨の現代語訳・解説が示されています。

 この整理は、胎蔵曼荼羅(原図曼荼羅)において、阿鉢羅是多が文殊院に配されていることを踏まえた、後代の体系的注釈としては理解できます。

 ただし、経文そのものを読むと、准胝陀羅尼経の本文には、文殊菩薩の名、文殊菩薩の説法、文殊菩薩の命による尊の出現、はいずれも記されていません。

 この点から見ると、阿鉢羅是多菩薩と訶利帝母は、誰かの随伴者として現れるのではなく、行そのものに応じて現れる尊として描かれていると読む方が、経文の流れには素直だと私は感じます。

文殊菩薩について(補足)

 もちろん、後代の密教体系において、阿鉢羅是多が文殊院に整理されたこと自体を否定する必要はありません。

 ただしそれは、体系化された後の理解であって、准胝陀羅尼経が伝えている行の感覚そのものとは、必ずしも同一ではないように思われます。

まとめ

 准胝陀羅尼経における阿鉢羅是多菩薩と訶利帝母は、准胝仏母という生成の原理を背景に、行に応じて現れる実働の尊であり、在家の生活世界に直接作用する存在として描かれていると、私は考えています。

 この二尊の配置を見ると、准胝法が、生活を捨てずに行じるための密教であったことが、とてもはっきりしてきます。

 

 経文に書かれていることと、後代に整理された体系とを丁寧に分けて読むことで、准胝法が本来持っていた在家行としてのリアリティが、より鮮明に見えてくるのではないでしょうか。

 

祈願のお申込みについて

 本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。

本尊准胝仏母祈願

当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。

 荼枳尼天尊祈願

荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。

商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです

人型加持

 病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。

 文殊菩薩祈願

「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。受験用のお守りもお出ししています。

先祖供養・家族の敬愛祈願

光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。祈願を叶えるには先祖供養がしっかりできているのが大前提です。

多羅菩薩(ターラー菩薩)祈願

(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)

星祈祷

年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。

不動明王祈願 

不動尊華水供を修法致します。

e-mail

JYUNTEIIN@gmail.com

 

記事が参考になったら

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

 にほんブログ

 

 

お寺の境内にあるお稲荷さま

 寺院の境内に、「鎮守」として稲荷が祀られている風景はよく見かける。

その社は閉ざされて、何が祀られているかは普段は目にする機会はない。

 しかし、その中には「荼枳尼天」のお像が祀られてることも多い。

 

 数日前に「X」で見かけた記事。

 お社が開帳されて荼枳尼天がいらっしゃるのが確認できますね。

 

 

 さて、ノーヒントでこれが「どの霊場の分霊」か当ててみてください。

 

*  *  *

 

ではヒント①左肩に稲束を担いでいます。

 →密教系の持物は宝珠と宝剣だから違いますね。

だとすると豊川稲荷か高松の最上稲荷か。

 

ヒント②この稲荷は東光山妙法寺という日蓮宗のお寺です。

 

もう分りましたね。

 

ヒント①の稲束を左に担ぐのは最上稲荷です。豊川稲荷な右に担ぎます。

分かりにくいのは右手に持っているはずの鎌が見たところ欠損していますね。

そして最上稲荷は正式名称は「最上稲荷山妙教寺」という日蓮宗のお寺です。よって同じ日蓮宗のお寺ということで最上稲荷が答えですね。

 

ちなみに私が得度して間もないころに最初にお迎えした荼枳尼天はこの最上稲荷のお像でした。

 このお像、当時師僧からは「密教荼枳尼天」として開眼してもらいました。

 ただ、それでもこのお像に最上稲荷としてのご縁がなくなるわけではないので、法華経をよく上げるようにも指導受けました。

 だから当時自身で作った荼枳尼天の勤行集には「方便品」「如来寿量品」「如来神力品」「観音経(全文)」を入れていました。

 

 ちなみにお弟子さんにも荼枳尼天信者の方がいますが、その方も最上稲荷にご縁の深い方だったりしますから、ご縁はつくづく不思議ですね。

 

祈願のお申込みについて

 本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。

本尊准胝仏母祈願

当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。

 荼枳尼天尊祈願

荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。

商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです

人型加持

 病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。

 文殊菩薩祈願

「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。受験用のお守りもお出ししています。

先祖供養・家族の敬愛祈願

光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。祈願を叶えるには先祖供養がしっかりできているのが大前提です。

多羅菩薩(ターラー菩薩)祈願

(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)

星祈祷

年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。

不動明王祈願 

不動尊華水供を修法致します。

e-mail

JYUNTEIIN@gmail.com

 

記事が参考になったら

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

 にほんブログ

 

 

妖怪が守り手へ回るとき

海の匂いが、風に混じる街がある。

観光地でもなく、賑やかな港町でもない。潮の気配だけが、暮らしの端々に染み込んでいるような場所。

その街に、小さな社があった。

大きな鳥居も、立派な社殿もない。けれど、その町の人たちは好んでそこへ足を向けた。とくに用事があるわけでもないのに、手を合わせる人がいる。

町の人は敬意と親しみをこめて「オキツネさま」と呼んだ。

この街に、とある四人家族がいた。

夫婦と、まだ小さな長男と長女。この家族は、特にこの「オキツネさま」が好きでよく社へ通った。

よく行くから願うことは、いつも小さかった。

子どもが熱を出しませんように。

明日がつつがなく回りますように。

家族が、家族のままでいられますように。

その小さな願いは、少しずつ、静かに叶っていった。

この家族にとって、この社は、ただの「場所」ではなかった。

ある時、その家族は初めての家族旅行に出かけた。

出発の前、いつものように社へ寄り、旅の無事を祈る。

長男ははしゃいで、両親の手を引いた。

長女は、少し照れながらも、真似をして手を合わせた。

ただ、それだけの、あたたかい時間だった。

けれど、旅の途中で事故が起きた。

車は崖から落ち、海へ転落し、大破し、炎に包まれた。

助かったのは、末っ子の長女だけだった。崖から落ちる衝撃で車外へ投げ出され、一命をとりとめたのだ。

あれほど慕われ、あれほど頼られていた「オキツネさま」は、なぜ、この家族を救いきれなかったのか。

旅の無事を祈った、その旅で。

理由はあった。

この社に祀られていた「オキツネさま」はもともとは、人を食う狐の妖怪だった。

はるか昔、村人を食らい、恐れられ、避けられ、名を出すことさえためらわれるような存在だった。

ところが、その狐は、ある僧侶に調伏されることになる。

その僧侶は、人を害する側にいたものを、ただ叩き潰して終わりにしなかった。

長い時間をかけて、人の暮らしの側へ引き寄せ、折り合いを結び直していった。

妖怪は「一瞬で善」にはなれない。

ただ、少しずつ、人との付き合いを覚え、祀られ、名で呼ばれ、ついには「土地神」として慕われる存在にまでなった。

自分が傷つけてきた「人間の暮らし」を、今度は支える側に回ろうとした。

しかし──

しょせん元は妖怪。神のような神通広大という訳にはいかなかった。

できることには限界があり、守りたいのに、守りきれない瞬間があった。

あの家族旅行の惨事が、まさにそれだった。

その「オキツネさま」は、この家族を守れなかったことを悔いた。そして誓った。

残された幼い少女だけは絶対に護りきろうと。

神として上から覆うのではなく、人として隣に立つ。友として、日々を支える。

狐としての妖力を捨てて、人の姿になり、その人の親友になる。

さて、ここまで読んでもらって「おや?聞いたことある話だぞ?」と思った方はかなりのオタクです(笑)

これはつい先日終わったアニメ「私を喰べたい、ひとでなし」の主人公(助かった少女)八百歳 比名子の親友、社 美胡のエピソードです。

さて、もちろんアニメの紹介をしたかった訳ではなく、ここから信仰の話に繋げていきます。

この話で思い出されるのが民俗学の話です。

よく「神は拝まれなくなると妖怪になる」という方向の説明を聞きます。

これは柳田國男の文脈では、妖怪を「零落した神」と捉える枠組みが紹介されることがあります。

同じくアニメの話で恐縮ですが、夏目友人帳はこの方向の話がよく出てきますね。

けれど、この作品は逆方向です。

つまりもともと妖怪だった存在が、人と関わり、祀られ、役割を持ち、守り手へ回っていく。

このパターンは実際の信仰の場面であるのか?

これは、あると考えていいと思います。

民間信仰では、「祀る」という行為は、単に拝むだけではありません。

怖れの対象の祟りを鎮めるために祀り上げ、役割を与えていく。そういう構造は研究の側でも整理されています。

また今回のアニメのエピソードが「オキツネさま」ということもあり、必然的に荼枳尼天を連想してしまいますね。

耳にタコだと思いますが、荼枳尼天は、インド起源のḌākinīという鬼神が、密教の中で位置づけられ、日本では稲荷信仰と習合して広く信仰されてきた存在です。

つまり、最初から「清らかなだけ」の像ではなく、鬼神的な相や畏れの気配を含んだまま、信仰の中で尊格が立っていく面があります。

このアニメが荼枳尼天を意識したとは考えにくい。

ただ、日本人の多くは、稲荷信仰にはこうしたダークな雰囲気が根底にあることを、本能的に感じているのかもしれませんね。

フィクションの話ではあります。

ただ、才能ある作家さんによる無意識の表出が、私たちが言葉にしきれない信仰の感覚を、輪郭を持って立ち上げてくれることもあるのだろうと思います。

アニメだろうが漫画だろうが、その作者の方は「無意識を言語化できる稀有な才能の持ち主」であるとするなら、バカになんかできないというのが私のスタンスです。

時にそんな作品の中には、敬虔な神話のようなものが、立ち上がっていることだってあるからね。

祈願のお申込みについて

 本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。

本尊准胝仏母祈願

当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。

 荼枳尼天尊祈願

荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。

商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです

人型加持

 病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。

 文殊菩薩祈願

「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。受験用のお守りもお出ししています。

先祖供養・家族の敬愛祈願

光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。祈願を叶えるには先祖供養がしっかりできているのが大前提です。

多羅菩薩(ターラー菩薩)祈願

(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)

星祈祷

年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。

不動明王祈願 

不動尊華水供を修法致します。

e-mail

JYUNTEIIN@gmail.com

 

記事が参考になったら

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

 にほんブログ

 

想いは世界に影響を与える――推敲という名の波紋

 何か行動を起こせば、人に、世界に、影響を与える……かも、という話です。

 

*  *  *

 

 先日、小説投稿サイト「小説家になろう」で、昔(2017年くらい)書いた自分の作品を読み返していました。

 アマチュア小説家あるあるですが、自分の作品の最大のファンが自分というヤツです(笑)

 ただ、読み進めるうちにあちこち直したくなり、気づけば大幅な推敲作業が始まっていました。

 

 このサイトは誰もが自由に作品を公開できますが、投稿数が膨大(作品掲載数120万作品)であるため、多くの作品はなかなか読んでもらえないのが現実です。

 

 プチ自慢をすると、私が投稿した当時は作品数は70万作品くらいでしたが、日間ランキングでTOP10入りしたこともありました。当時は書籍化を本気で狙ってましたが、そのハードルはもっと高くて到底、そこんは至りませんでしたが(汗)

 

 ただランキングに顔を出すほど読まれていた作品でも、いったん完結してしまえば、日々生まれる新作の波に埋もれて、一切読まれなくなります(アクセスはほぼゼロになります)。

 

 再び誰かに見つけてもらうことさえ困難になり、「塩漬け」の状態になる……これは書き手なら誰もが知る寂しい定石です。

 

 だから、いまさら推敲したところで、誰の目にも触れることはないだろうと思っていました。

 

 ところが、そんな諦めを覆すように、突然「ランキングに入りました」という通知が届いたのです。

「???」と、なりました。

 

 数年なかったランキング入りが突然?です。

 

 いったん完結した小説をいくら推敲しても、それが読者に通知されるシステムはありません。

 

 サイトの目立つ場所に再び浮上するわけでもない。

 

 つまりこれは、「偶然誰かが読み、ポイントを入れてくれた」としか考えられません。

 

 私の感覚では、それは「気持ちが通じた」のだと感じています。

私が推敲していたそのタイミングと、読者がその物語に出会ったタイミングが、目に見えない場所で重なったのではないでしょうか。

 

 ここでの学びは、こちらの想いは誰かに影響を与えうるという可能性、あるいは状況を好転させるトリガーになりうるという可能性です。

 

 何らかのアクションを起こすことで、世界が、そして人が、確かに影響を受けるのです。

 

 仏教の教えにおいても、行為(業)は単なる物理的な動きではないとされています。

それは強い想いとともに放たれ、世界に波紋を広げていくもの。

 

 見えないところで、気づかないところで、何かが動き始める。

 

 推敲という静かな、孤独な行為が、時空を超えて誰かの心に届いた。

 

 それは偶然かもしれませんし、あるいは必然だったのかもしれません。

 

 ただ一つ私の中での確信は「推敲というアクションがなければ何も起こらなかった」ということです。

 

 だから思ったら即動いてみる。

 

 きっとその時、人に、世界に、影響を及ぼしているはずです。

 

祈願のお申込みについて

 本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。

本尊准胝仏母祈願

当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。

 荼枳尼天尊祈願

荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。

商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです

人型加持

 病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。

 文殊菩薩祈願

「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。受験用のお守りもお出ししています。

先祖供養・家族の敬愛祈願

光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。祈願を叶えるには先祖供養がしっかりできているのが大前提です。

多羅菩薩(ターラー菩薩)祈願

(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)

星祈祷

年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。

不動明王祈願 

不動尊華水供を修法致します。

e-mail

JYUNTEIIN@gmail.com

 

記事が参考になったら

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

 にほんブログ