難しい名前の神仏さまは多く存在する。
その難しい名前を覚えた時に縁が生じる。
私はそう考えている。
名前すらしらない神仏に我々からアプローチのしようがない。
だからまずは名前を知る事、そしてそれを「口に出せる」こと。
「口に出せる」というのは、その名前を「憶えている」という意味。
さすれば、その神仏の名前を口に出せば、最低限にして、必要十分な「祈り」が成立する。
そして、次のステップとしてはその「姿」を知っておきたい。名前と同時に姿を思い浮かべれば、より質の高い祈りが可能になる。
私事(わたくしごと)。
荼枳尼天には四大王子、八大童子、二式神の眷属がいる。それは荼枳尼天曼荼羅を見れば確かに荼枳尼天尊の周りに白狐にのる四名の存在と、二体の天狗らしき存在に気付ける。
参考リンク
合掌している童子は荼枳尼の眷属である八大童子中の敬愛神(愛敬神)に見えます。
— k.hisadome (@HisadomeK) 2020年7月23日
添付の曼荼羅図(西岡芳文「ダキニ法の成立と展開」, 『朱』, 57号, 2014)からスキャン)の下段に描かれる八大童子の左から4人目が敬愛神です。 pic.twitter.com/1U6PSBMmlU
人気漫画の「霊験修法曼荼羅」第三巻に荼枳尼天尊の章があるが、そこにはおびただしい数の狐(眷属)の姿が描かれてる。あの描写は実にリアルでボスの荼枳尼天尊の命令で働くのは数えきれない眷属達なんだと分かる。
荼枳尼天の祈願を始めて、私としてもよりこの眷属の「姿」をもっと頭に刻み込む必要があるな、と考えた。ようは荼枳尼天曼荼羅を完成しようと思ったのだ。
※今月の荼枳尼天祈願そろそろスタートしますのでお申込みの方はおはやめに!
祈願のお申込みについて
本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページをリンク致します。
(滅罪、延命、求子に強いご尊格です)
(荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです)
病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。
光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。
(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)
年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。
※不動尊華水供を修法致します。
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