霊気満山
この言葉、聞いたことがあるだろうか?
八王子市民はおそらく100%知っている。
なぜ100%と言えるのかって?
それは市役所、学校、商店街の目につくところ、そこかしこの垂れ幕にこの「霊気満山」という言葉が力強く躍っているからです。
さて、この言葉、先がある。
なんの言葉が入るか分かりますか?
八王子と言えば、アレですよ。
正解は、登山者数が世界一と言われる日本を代表する霊山「高尾山」です。
つまり「霊気満山 高尾山」が正解。
八王子市総出で高尾山推し。
これは市民になって初めて感じる実感。
参考動画:NHKの新日本風土記並みによくできた動画です。修験道、蚕がフューチャリングされています。
さて、今日の話はここからが本題。
私の自宅から西を向けば高尾山に連なる連山を拝むことができる。高尾山は独峰ではないので、地元でないと中々高尾山を特定できない。むろん私も最初は分からなかったが今ではようやく分かるようになった。
その高尾山からつずく尾根をずっと右に移動していくとある特徴的な山が目に入る。まるで「馬の鞍」のような(医療器メーカー的な例えとしては「心電図」に似てる。しかも突然死を起こすブルガダ心電図サドルバック型に似てる……どうでもいい情報だが)。
この特徴的な形をした山は高尾山よりもずっと見つけやすい。それもそのはずで『両総地方にて武蔵の鍋冠(なべかぶり)山と称し海路の標となす(武蔵通志・山岳篇)』として江戸期には江戸湾に出入する船の目標でもあったらしい。
この山が、鬼滅の刃「嘴平伊之助」の故郷である「大岳山(おおたけさん)」だ。
「で?大岳山がどうしたの?」と言われそうですが、この大岳山は、私がよく参拝する「武蔵御嶽神社(御岳山)」とご近所。
何が言いたいのかと言うと、高尾山と大岳山、御岳山は、随分と遠いイメージがあるが、山としては連なっているということ。
連なっているということは「縦走」ができるということでもある。
調べてみれば高尾山~大岳山・御岳山を1日で縦走する剛の者が多くいた。
高尾山〜御岳山(奥多摩10H) - 2015年04月26日 [登山・山行記録]-ヤマレコ
御岳から高尾へ縦走 / 巳さんの大岳山・御岳山・御前山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
距離にして42.5km。リンクしたお二方は、10時間ほどで歩いていますね。
自宅から高尾山と目印になる大岳山までの距離を目測で計ってみてもとても一日で歩ききれる距離のように思えないのだが……
最近は諸事情があり、「低山修行」が疎かになっていた。
しかし、そろそろ再開できそうな状況。八王子市民となって強力なご縁のできた高尾山。そして低山修行の「拠点」としていた、これまた強いご縁の「御岳山」。
ここまでくれば、高尾山~御岳山の縦走を将来的な目標としてみたいのだ!(勢いで書いちゃった💦)
こうご期待!
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