昨日に記事にした石神山精神社の境内にあった石塔です。
昔は石仏に興味を示しても「梵字」で書かれた石塔に目が行くことはなかったのですが、さすがに密教の修行をするようになってこうした石塔にも目が留まるようになった。
向かって右上に「太陽」左上に「月」とあるので「庚申塔」だろうとあたりをつけて梵字を確認してみる。
中央上の種字から下のご文字は金剛界五仏の「バン・ウーン・タラーク・キリーク・アク」と読める。享保二十年との文字もあります。江戸中期ですね。
では肝心の中央上の「種字」は?というところで悩んでしまった。
意味合い的にも大日如来のバーンクでしょうか。「バン」にいろいろ装飾がついて「バーンク」になる……というまでは理解しましたが、形が少し違う気が!?
ちなみにネットで「オーンク」なる特殊な文字を見つけたが、さすがに違うでしょう。
引用ページ↓
庚申塔なら青面金剛の「ウン」だろうなんて予想したが、関係なかったですね。
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