最近、大型&中型猫科動物にとても興味がある。 最初は、荼枳尼天像作成に当り、大白狐が「金翅鳥」のように速く走ると「刀自女経」にあったので地上最速動物チーターの走る姿を何度も見て大白狐彫刻の参考にしていました。
狐はイヌ科だろう?なんて突っ込みはなしですよ(笑)
大白狐はそもそも神様なわけで科を超えるなんて造作もないのですよ(強引か?)。
真面目な話、そもそも「狐」の形だって人間のための方便だから、スーパーカーであるフェラーリより加速力があるというチーターの驚異のスピードは「神がかってる!」と現代感覚で感じるならむしろ大いに参考にしていいと考えます(強引な持論です)。
まあ、そうは言っても今回の話はこんな堅い話ではなく、ネコ好きが高じて「イエネコ」では飽き足らず最近はもっぱら中型、大型ネコにととても関心があるという個人的な興味の話です。 タイミングよく、かみさんがウォーキング目的で多摩動物公園の年間パスポートも買ったのだから(高尾山が天候不良で行けない時のバックアップで……多摩動物公園はアップダウンが多く全エリア回るのはかなりの体力が必要)、私もそれに乗じて年間パスポートを買った。わたしはもっぱらチーター、サーバル、ユキヒョウを観ては彫刻の参考にしてます(←建前です:実際はただ観ては愛でてるだけ)。
さて、ここでもう一度「彫刻」の話に戻ると、荼枳尼天の大白狐の参考にしたネコが「チーター」の他にもう一種います。それがサーバルです。サーバルはスピードに特化して進化したチーターとは違い、ジャンプに特化し進化した猫。だから狩の仕方はジャンプする狐そのもの。また、小顔で耳が長いので顔は狐っぽい(個人の感想)。ただ脚はとても長く身体能力の高さをひと目で感じるスタイルを持っている(胴脚比はネコ科最大とか→要は猫科の中で一番足が長い)
参考動画
サーバルとチーターが出会ったとき | ナショジオ - YouTube
そしてチーターもサーバルも多摩動物公園にいるたのがなんとも嬉しい偶然。
最後に、彫刻とは全く関係なくただただ猫好きな私が個人的に気になっている猫がカラカル。大きさはサーバルと同じ中型種。このカラカルもサーバル同様にジャンプに特化して進化した種。なんと垂直跳び3メートルで飛んでる鳥を仕留めるとか。
この動画を見れば、猫好きでなくともカラカルに興味を持つと思います。
ちなみにこの動画のカラカルのアテレコが夏目友人帳の夏目貴志役の神谷さん。さすが聞き心地抜群(笑)。どちらかというと進撃の巨人のリヴァイ兵長役っぽいですが。
どうぶつの先輩 カラカル (声:神谷浩史) | ナショジオ - YouTube
ただ残念ながら関東の動物園ではカラカルは見られません。一番近くて名古屋の東山動物園。
いつかは訪ねてみたいですね。
……と、言うことで猫好きの猫の話でした。