准胝院のブログ

八王子市で准胝仏母を本尊とする天台寺門宗祈願寺院「准胝院」のブログです。准胝仏母祈願、不動明王祈願、人型加持(当病平癒)、先祖供養(光明供)、願いを叶える祈願(多羅菩薩)、荼枳尼天尊(稲荷)の増益祈願等

「批判」は「無知」の裏返し?

「人は、自分が知らないことを批判する」

「知らない(無知)」と「批判」は近い場所にある

これは、キングコング西野亮廣(以下、キンコン西野)がYoutubeで話していた内容。

 

宗教に身を置くものにとって「ごもっとも」という話ですね。

宗教が批判されるとき、ほぼその批判している人は宗教にほとんど無知ですよね。

 

その心理はきっと「知らないものは怖い」パターンと「知らないという劣等感の裏返し」のどちらかでしょうか。

 

さて、上述したキンコン西野は、今やお笑い芸人というよりは、最先端を走る天才ビジネスパーソンという顔の方がフューチャーされていいますね。

 

相方のカジサックも戦場をYoutubeに切り替て大成功していますが、その陰にキンコン西野コンサルティングがあったからこそだと思っています。とにかくキンコン西野のビジネスセンスは別格という印象。誰よりも早くスタートしたオンラインサロン、クラウドファンディングなどいつでも「早すぎる行動」ゆえに奇異の目で見られ、多くの批判を浴びせられ西野ですが、結局時代は彼の行動にようやく追いついてきて、キンコン西野がやっていたことが全部正しいことが証明されてしまっています。

上述した動画リンクします。

https://youtu.be/LNEc9EYJQow

最初の3分くらいまで、この話題を語っていますので、見てほしい動画です。

西野は「知らないで批判する」ということは「未来を受け入れることができない人」評価しています。つまり時代の最先端に行こうとしている人からするとこれは致命的なでしょうね。

 

仏教の場合は、最先端のビジネスシーンに立つわけではありませんが案外近い立ち位置にいると思っています。

 

それは仏教は長い歴史の中で蓄積された膨大な智慧の集大成です。修行者という一個人からすれば「知らないこと」の方が圧倒的な訳です。

 

きっと一生かかっても学びきれないほどの膨大な智慧の集大成なら「知らないから批判」をしていたら、学ぶ機会を失うということになる危険な過ちだと思いました。

 

西野も言っています。批判するのはいいんだと。ただ批判するなら「しかっり学んで理解した上でにしろ」と。

 

私も自分の心の門戸を大きく開いて、知らないことウェルカムで全て一旦受け入れる心の強さを言いきしていきたいと思います。