星祭のタイミグということもあるので、私の体験談を少し。
自身の人生を振り返ると「ある年」に集中して人生を左右する重大事が起きているのが分かる。
私の場合は、所謂「前厄」と呼ばれるタイミングでそれが来た。
私は転勤族だったのでかつての赴任先は茨城県のつくば市で、この土地に16年住んでいた。そこから仙台に転勤となったのが上述した「前厄」の年。
後になって分かったことだが、この時の移動する方位が「気学」という方位術から見て最悪であったのだ。
具体的には私は「五黄土星」という星なのですが、この時の移動方位が「年」「月」ともに「五黄殺」「本命殺」。要は「相当ヤバい」方位だった訳です。さらに移動距離も「茨城→仙台」という数百キロ離れていて、しかも30度ある「最悪方位」のど真ん中。気学を知る人からは「よく生きてたね」と言われる、そんな方位です。
で、この年に何が起きたか?
それまで営業職で一旗揚げて所長になり、次のステップに進むため、業績の悪い東北の立て直し要員として鳴り物入りで仙台に乗り込んでいった。
ただそこで「出る杭は打たれる」をリアルに経験してしまったのです。直属の上司は面白くなかったんでしょうね。
執拗な嫌がらせ、というより強烈なパワハラ。密室での罵詈雑言。休日、深夜関係なく嫌がらせの電話(その上司曰く「俺の電話は1年365日24時間いつでもとれるようにしておけ」)、休日も「休むな!」命令。今ではこのようなパワハラは考えられませんが、当時はまだこのようなことが横行していました。
私も意地で1年耐えましたが、ある時、ストレス性の突発性難聴、パニック発作、ついには鬱を発症。この時は毎日夜寝るのが怖かったのを覚えています。寝て朝=出勤を迎えるのが恐怖という感覚です。月曜日に自殺者が多いという話はよく聞きますが、当時を思えば私は経験的にその気持ちがよく分かります。結局その後、私は「休職」に追い込まれました……
さて、この時の私の「五黄殺」「本命殺」の影響。
実はこれは1年やそこらじゃ、その影響は消えないと言われます。つまり上述の「不運」で「はい終わり!」にはならないということ。
ではその後、私はどう乗り切ったのか?
それは仏教に帰依したから乗り越えられた、と私は思っている。
特にこの「最悪方位」にとても効果があったかもしれないと「今にして」思っているのが「在家星祭」を只管やったことです。「これだけ」という訳ではないとは思いますが……
以前に記事にしているので参考にしてください。
この行をほぼ毎日2座、半年くらい続けたので、当時数百座はやったと思います。だから個人的には「星祭」に対しては強い思い入れが今でもあります。
経験的に星祭は当院でなくともどちからかでも是非受けておくことを強くお勧めします。知らず知らずの「悪星」の影響を回避することが期待できますから。
ただ私は在家星祭を数百座やるような人間なので、ある程度「自分も努力して」というスタンスです。だから当院で「星祭」をお受けする際には星祭用の勤行次第などもおつくりしてお渡ししようとは思っています……
ということで先に記事にした「修験道星祭」を来週には開白しますので、希望される方はできれば今週中にお願いします。
なんだか「星祭」のPR記事のようになってしまいましたね。
実際そうなんですが……(笑)
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