得度してからの修行は……三千仏礼拝から始まって、准胝独部法、不動真言十万遍、修験道高祖秘伝、四度加行、不動尊華水供、般若理趣分密立て、本尊供(私の場合、准胝佛母)。これらは密教行者として「最低限やらねばならない」修行という意味で厳しくもあった。
師僧のブログに記事のご参考にしてください(兄弟弟子の方の話題です)。
さて、この記事にある「切紙伝授」。
これについては、それまでの行とは違い「やらねばならない」というニュアンスはなくなる。
別の表現をするならば、もう誰も口酸っぱく「やれやれ」とは言ってくれない。
つまり「やるかやらないかは本人次第」ということになる。
実はこれは上述した「最低限やらねばらならい」修行とは別の意味の「厳しさ」があると思った。
ここからは、「自主性」が問われるということ。考えてみれば一人前になったのだから当たり前といえば当たり前だ。
だからここからは、自主性がなければ、おそらく成長は止まり、行者としてもきっとジリ貧になる。
上記切紙伝授の一つに「修験道星祭」がある。
今はまさに、星祭の時期ということもあり、親しい有縁の方からの依頼もあったので上記、「切紙伝授」にある「修験道星祭」を「百座」修法することにした。
今までの行もそうっだったように、経験の浅い私には、「この数」が最低ラインだろうと思う。
今回は「自行」という意味合いが強い「行」だが、近しい縁者の「祈願」もあるので「化他行」でやるつもりでいる。
(もし希望者の方がいれば、この行の開白に合わせ、星祭祈願をお受けしますので、祈願フォームから申し込みください。上記の通り、今回は私にとっての初めての「星祭」なので志料は2,000円でお受けします)
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