本日、准胝独部法の10万遍萬行のご報告がありました。
行をすすめる上での「ペース(スピード)」を気にされる方は多くいます。
これは我々の時もそうでした。〇〇さんがもう終わった。〇〇さんはまだ〇〇遍だ。等自身の行であるのに他人のペースが気になり、焦ったり、急いだり。
でも初行の内はそれも含めての修行だと思います。
興味深い報告です。
許可を頂きましたので内容、ご紹介します。
お世話になります。
5月に准胝独部法の伝授を受けた〇〇です。 その節は誠にありがとうございました。先程、 10万遍の読誦を達成できましたのでご報告をと思いメールを送り ました。 ・最初は「自分のペースで行っていけばいいのかな」と思っていたのですが、行っていて「 このペースでやっていったらゴールに行き着くまで長い時間がかか るか、絶対途中でやめるな」と思い、 出来る時間をみつけたらすぐ行うようにしたら他の方とペースが遅 いかもしれませんが何とか10万遍唱えることができました。 あくまでも私の場合です。 ・読誦が3万遍をこえたあたりに唱えている最中に強烈な怒りの感情 が湧いてきて、 真言を唱えていてスッキリその感情がなくなったことがありました 。 それ以降は不思議とイライラしたり怒ったりすることがなくなりま した。今でもその状態が続いています。この状態が続くよう、 准胝仏母さまを念じつつ、 自分でもアンガーマネジメントを学んだりストレスを溜め込まない よう環境を調えるなどしていきたいです。 個人的にこれが大きな功徳でした。 。。。准胝独部法の伝授会の日の明け方、家の中で家族が「家の中が臭い、ドブ臭い!!」 と騒ぐ夢を見て目を覚ましたのですが(まったくの雑夢、 妄想です)、読誦を行っているときは「 黒い塊を吐き出す夢をみる」ことはなかったので、 これからも准胝独部法を続けていくつもりです。3~ 5年で100万遍までいければいいなあと思っております。 できれば死ぬまで唱えられたらいいのですが。 これからも色々お聞きすると思いますのでよろしくお願いいたしま す。
「黒い塊を吐きだす夢」というのは、あくまでメタファーで、それが別の形で現れることはあるのだと思います。前に報告のあった方も共通していましたがが、「怒り」という「負の感情」が吐きだされてそれが無くなったという経験は「黒い塊を吐きだす夢」が別の形で表現されたのかもしれません。ただ、これは「一つの体験」であって、それ以外にも多くの経験があって、最終的に行が萬行する。
私はそういうことが行で起こるのだと思っています。「怒り」以外には「身体の不調」だったり、現象面として「悪い出来事」のこともあるかもしれません。そういった「黒い塊」ともいえる「負の現象」を行の中でしっかり消化できてこその「行」だと思います。
※伝授された方にお配りした、准胝仏母さまの御影です。この方はこのお姿がイメージしやすかったと書かれていました。作者としては嬉しい限りです(^^)
★多羅菩薩の祈願はじめました
★ご相談はこちらから★
記事が参考になったら
クリック↓お願いします!