信者の方々は、日々思い思いの「礼拝」をされていると思う。
信者時代の私がそうであったように、通常の在家勤行要集のお勤め以外に、お気に入りのご尊格ごとに勤行要集を作って拝まれている方もいるように思う。
私の場合は、このブログでも何度か紹介した通り「准胝仏母」「荼枳尼天」「尊星王」「焔摩天」がそうであった。
今にして思うと、当時よく拝んでいたこれらのご尊格が、ご本尊の准胝仏母を筆頭に道場を開いてからもお力を頂けているご尊格になっている。
少し前に師僧の兄弟弟子であられる先生にお話を伺った際に、「ご尊格との縁には2種類あって、元々ご縁があるご尊格と、こちらから拝み倒してご縁を結んでいただけるご尊格がある」と教えていただいた。もともとご縁のないご尊格を拝むと強烈な違和感を覚えることもあるが、それでも拝み続けると(拝み倒すと)ご縁を結んでいただけることもあると。
私の場合は、ほぼほぼ後者、つまり「拝み倒し」パターンなのだが……
それでも今にして思うと、信者時代に拝みまくって無理やりご縁を引き寄せたように思っていたこれらのご尊格もよくよく調べていると非常に繋がりの深いご尊格であったことに驚かされることも多くあった。
つまり「よく拝んだ」ということは、最初はこちらから無理やり近づいているように見えてもしかするともともとご縁が深かった可能性もあるなと。
そう考えると、「よく拝むことができている」というご尊格は、きっとその人にご縁があるに違いない。
先ほどまた、星祭では大変にお世話になった「尊星王」さまの御影を描き終えた。このご尊格様の御縁は、このブログで何度か紹介したように、信者時代に「在家星祭」を数百座おこなったときから続く。
在家星祭を必死にやっていたころからスタートして、今、密教行者として尊星王さまを供養させていただけることに感謝しかない。
当院の尊星王の御影
例によってスマホで描きました。当院の尊星王のお像を忠実に再現しています。
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