口角炎が治らず難儀している。
食事で口を開けるだけで痛い。
口角炎は疲れのバロメータとは分かっているし、事実「疲れている」という実感は大いにある。
疲れは「生活が乱れていることの現れ」と知り、正すしかない。
ただ、せっかくこれだけ痛みを感じているのだから、それをもう少し有意義に利用したい。
「痛みを利用する?」
と疑問に思われたと思うが、痛みは心のメッセージと捉える人たちがいる。
その人たちによれば、痛みは心のかなり深いところからくると言うのだから興味深い。。
心の深いところのメッセージとしては「夢」を扱うことが多いが、「痛み」もそれと同等の価値があるというのだ。
まあ、ピンとこないだろうから具体的に考えてみる。
例えば口角炎になると、「口が開きにくくなる」という身体的な制限がおきる。すると「食事がとりにくくなる」「大声を出し難くなる」ということになる。
その意味を考えてみるならば……
①「少し食事を減らした方がいい」という身体からのシグナルかもしれない。身体は心の深いところで繋がるからね。
②あまり出しゃばって話をしない方がいいかもしれない。これは表層意識的には気付いていないが、無意識的に、つまり心の深い部分では気付いていてそれを「痛み」というシグナルで教えてくれている、と考える。
また別の方法で今度は、その痛みを「考える」のではなく「感じる」をやってみる。
ブルースリーの名言 「Don't think feeel!!(考えるな!感じろ!)」ですね(笑)
具体的には口角炎の「痛み」をよく感じて、できればその痛みのイメージを増幅させる。
するとどんな感じがするのか?その時、視覚的、聴覚的なイメージが浮かぶか?そのイメージは最近見た夢に近いものは無かった?ものの本では直近で見る夢とこの痛みのイメージは驚くほど一致するらしい。
私が好きな方法は、この痛みで感じたイメージをきっかけに「物語」を展開させること。
なぜ痛みを感じるのか?を医学的にではなく心理学的にアプローチする。
具体的には……
痛みは、ある意味「強烈な主張」であるわけでから、痛みが心の深い部分の現れであるなら「心の強いメッセージ」が備わっていると捉える。
そして「痛い」という主張をするということは、心の何かが「表に出たい」という主張をしていると考えてみる。
だったら、その訴えを大いに物語にして顕在化してあげればいい。
痛みに集中して、思い浮かんだイメージをスタートに物語を進める。最初は自分の妄想のようだったストーリーが続くが我慢して続ける。するとだんだん進むにつれて、その物語に自律性が生まれ、勝手に動き出す。ここまでくればかなり心の深い部分が顕在化してきていると言える。可能であれば物語を完結させる。
これはユングのアクティブイマジネーションという手法に近い。この物語が時にその人の「神話」になる、とユングは言った。その物語はその人にとっての「癒し」になる可能性が高いという。
皆さんも「痛い、痛い」と愚痴を言うばかりでなく、こんなワークをしてみると新たな発見があると思います。
たかが痛み、されど痛み……です。
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