私が最も好きな仏像は、40年前から変わっていない。
その仏像は中学時代の初恋だという、なんとも青々しい(恥ずかしい?)話をこのブログでもした(汗)
これは「宗教者」の立場というよりは、仏像鑑賞者の立場として、という意味合いが強いのだが……
先日、その中学時代恋焦がれた、仏像が突然TV画面に写されて、面食らった。
(引用:佛姿写伝ー鎌倉 駒澤晃写真集 神奈川新聞社)
そのTV番組とは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に先駆けて放送された特番『北条義時ゆかりの地をめぐる 伊豆・鎌倉編』だった。
鶴岡八幡宮を横切ってそのまままっすぐ進むみ、左へ折れると「二階堂」という土地がある。その先には数少ない北条義時「ゆかりの寺」として「覚園寺」が番組で紹介されていた。
そして「覚園寺」の薬師堂こそ、薬師三尊の一尊として私が「最も美しい」と想う「日光菩薩」がおわすのだ。番組でもなぜか薬師様と同様に日光菩薩の「カット」が長かったのは制作側もこのお像の美しさに気づいたからに違いない!?
今年、大河ドラマ効果で、きっとこのお寺に行く人が間違いなく増えるのでしょうね。
ただ、このお寺の拝観は「ご案内」が原則で、勝手には入れないので注意してください。ただご案内の時間にはお寺の方が丁寧な解説付きで境内を参拝できるのでおススメです。そこでは源実朝暗殺にまつわる「北条義時」の、「このお寺のお像に関する逸話」も聞けますよ(^^)
で、もちろん薬師堂の日光菩薩の美しさにじっくり浸ってみてくださいね(笑)
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