先日の独部法を伝授された方から、途中報告をいただけたのでご紹介します。
『今朝で6万回念誦となりました
。
回数が増えるにつれ、准胝仏母様との会話ができるようになってきている気がしており、日々の苦しいこと( といっても小さいことですが)から抜け出せるようにお救い頂いて いる感じです。
7月二週目には10万回になる予定ですが、ここからが信仰の始まりととらえているので、早く10万回…と気持ちははやりますが、 日々の気づきを大事にしながら、静かに修行を続けて行きます。』
私が「ああ、これはいいな」と感じたのは「日々の苦しい事」を毎日の修行で准胝様にお話しするという「習慣」です。
「修行中に自身のお願い事をしていいのか?」という議論はあるかもしれませんが、私は「大いにするべき」と思っています。
その心は「その苦しみを克服する」のは例えご本尊にお願いしても「自身」だからです。
このブログでは何度も書いているように祈願、願い事が奇跡のように叶えてもらうことを期待するのではなく、自身の成長が促され、結果的に祈願、願いが叶うということが正しい祈願、願いの叶え方だと思っている。
だとすれば、この方のように毎日の修行で「苦しみを准胝さまにお話しする」ということは、言葉を替えれば「苦しみを克服できるように自身を成長させてください」ということ。つまりこれは正しい修行の心持だと思います。
辛さ、苦しみがない人はいません。その辛さ、苦しさにただ蓋をして耐えるよりどんどんご本尊に打ち明ける。私は修行をすすめるために、どんどんそうすべきだと思います。
☆多羅菩薩の祈願はじめました。
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