SNSは色々とお詳しい方と繋がれるのがとても有難い。
……ということで『詳しい読者さまの考察シリーズ』です。
「怖い女神さま」で紹介した読者さまのコメントを、さらに補完していただける内容です。
まずは上記記事を読んでから、以下のコメントを読んでください。
内容は『シュメール神話における金星、愛や美、戦い、豊穣の女神「イナンナ」の話』です。
記事は以前にも一度ご紹介させていただいた『雨音村雲@藤浪永理嘉』さんの「X」のコメントです。
雨音村雲@藤浪永理嘉さん「X」リンク↓
https://twitter.com/amane_murakumo
以下引用です。
アジアから北アフリカまでの恐ろしくも頼もしい女尊さまだけで1、2冊の書籍になりますからね(^◇^;)
特にご住職のブログ記事で読者さまが紹介されていたイナンナ女神、アッカド名はイシュタルとも言い、神聖娼婦たちの女神でもあり神話でギルガメッシュ王とその親友エンキドゥに祟りを齎した恐ろしげな「天の大淫婦」でもあり、彼女の金星神としての属性は東はイランのアナーヒター女神や仏教の金曜星、西はギリシャのアフロディーテーやローマのヴィーナスにまで影響を与えているであろう太古のシュメール・アッカドの大神さまです。またニッチな所では閻魔さまと属性的にもちょっと関係します。
彼女の名前イナンナはニン・アンナ(天の女主人)、イシュタルは「星」を意味するのですが、姉妹がいます。それがエレシュキガル(ニンキガル)「大いなる大地の女主人」と言う女神です。彼女は冥界の陰気な国を支配する女王です。
で彼女の国にイナンナ女神が下る「イシュタルの冥界下り」と言う叙事詩があるんですね。イナンナ女神はアッカド帝国のサルゴン大王の娘エンヘドゥアンナ王女の手によって史上最古の女性文学である『ニン・メー・シャルラ』(永遠の力の女主人)と言う女神讃歌の中で「好奇に満ち溢れた正義の女神よ」などと謳われています。
言わばドゥルガーさまや准胝さまの先輩ですね。
尊星王菩薩、焔摩天の影がチラホラ見えますね(^^)
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