今朝、ある部長の机に置かれた「盾」に目を奪われた。
気のせいかもしれないが妙に光って見える。
でも距離があるのでそれが何の盾なのかはわからない。
我慢しきれず、さりげなく部長のデスクに近づいてみた。
おやおや?
「部長、それどこで手に入れたんですか?」
といきなり声をかけてしまった。
「あ、これは先日面会した中国メーカの○○がお土産で持った来たものだけど?」
唐突に話しかけた私に、部長はなんとも怪訝な表情。
「それ、敦煌のお土産ですよね?」
部長の怪訝な表情には目もくれずぐいぐいと問い詰める私。
「え?そうなの?その会社、上海だけど?」
「部長、それ知ってますか?」
もう、尋問する刑事にようになってたかも(汗)
「え?里見さん知ってるの?」
「分かるも何も、これと同じ大きな額が玄関に飾ってありますよ?これ大好きなんですよ?」
間髪を入れずに即答
「そうなの?じゃあ、これあげようか?俺は全く知らないから、分かる人が持ってた方がいいでしょ?」
「い、いいんですか?いや、なんか催促してしまったようで申し訳ないです」
「いいよ、俺にはその価値が全くわからないから」
ということで半ば強引にいただいてしまったのが、この盾↓
拡大写真
実物は立体的な作りになっていてとても美しい作品。
これ、当然、ここの読者の方は、知ってますよね?
まさか弁才天なんて言わないでね?
これは敦煌の莫高窟に見られる「反弾琵琶天女」(反胡琵琶)ですよ?
「そんなん知るか!!」
と思った人、まだまだ私のブログの読み込みが足らないですね(笑)何度も記事にしてますよ?
また当院に来たことがある人は玄関で同じ絵を見ているはずです。
玄関の絵画↓(割と大きいです)
以下の過去記事では反弾琵琶天女との縁の話をしていますので、是非読んでくださいね?反弾琵琶天のお像も登場します。
ちなみに敦煌の莫高窟でこの反弾琵琶天女が絵描かれるのは「観無量寿経」の壁画です。
私もエピソードから「観無量寿経」を含めた浄土信仰にもっと力を入れろよ!というメッセージと思うようにしました。
こういうエピソードを拾っていくのも私のスタイル(笑)
ではまた。
※星祭りの申し込みについて
詳細は後ほどご案内しますが、取り急ぎ以下のリンクにある申し込みフォームより申し込みください(すでにお申込みいただいた方は、受理していますので大丈夫です)
祈願のお申込みについて
本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。
当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。
荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。
商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです
病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。
文殊菩薩祈願
「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。
光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。
(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)
年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。
※不動尊華水供を修法致します。
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