八王子に来て二か月。
ようやく高尾山へ参拝にいった。
途中「低山修行」と称して近隣の山々に赴いていたのは何度か記事にした。
ただ、本来八王子に来たならまず最初に行くべき山は「高尾山」を置いてほかにないのはむろん私も承知していました。
言い訳をするなら、私が八王子に来た時期は紅葉の真っただ中のハイシーズン。参道もイモ洗い状態というローカルニュースが飛び交っていたので、特に休日に行くことを躊躇っていました。
皆さんも周知のことと思いますが、高尾山と言えば日本はおろか世界でも最も登山客が多い山です。
平日の今日、東京では12月としては45年ぶりの冷え込みを記録したそうな。
だからだろうか、今日の高尾山の登山客はかなり少なったように思う。
その冷え込みに比例して、空の透明度は抜群だった。
だからお目当ての富士浅間大権現さまも素晴らしいお姿でお出迎えしてくれた。
近隣の山々もよく見えました。
中央に見える少し尖がった山が「大山」です。近々行ってみたい山の一つです。
さて、高尾山と言えば飯縄大権現です。
八王子に来てから、何度か飯縄さまとのご縁を感じたエピソードを紹介した。これは高尾山に飯縄さまの霊場があるからこそ、近隣でもその霊場が多く存在し目に触れる頻度が上がってるということでもある。
有名な天狗のお像
帰り道。気温は低くとも穏やかな天候だったはずなのに天狗が起こしたかのような突風に見舞われてた。「あれ?天狗の仕業?」と即座に反応したのはかみさんでした。確かに、そうかもしれないね……と後から気付くのは毎度鈍い私。
もしかすると地形的に時折こんな山風が吹くからこそ、昔人も「天狗の存在」を近くに感じていたのかもしれない。天狗はむろん「風の尊格化」という意味合いはあるのだろうと思った。
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