久々に「筑波山」を訪ねた。
「久々」というのは……
私が社会人になって、初めて赴任した地が茨城県つくば市で、以来24歳から40歳という青年期のほとんどをこのつくば市で過ごした。
その16年間、「いつも視界には筑波山があった」といっても過言ではない。
関東平野という日本では地平線に山並みが見えない特殊な土地にあって、眼に入る唯一といっていい山が「筑波山」なのだ。
細かいことを言えば、北から御嶽山、雨引山、燕山、加波山、丸山、足尾山、きのこ山、弁天山、筑波山という所謂「筑波連山」が南北にのびるが、その連山にあって、突出した独峰として強烈に眼に入るのは「筑波山」に間違いない。
筑波山は、『西の富士、東の筑波』と富士山と並び称され、標高が900mにも満たないのに日本百名山に選ばれるのはその姿が「美しい」ということも一つの要因だと思う。
証拠に、日本最古の歌集『万葉集』に、筑波山の歌は25首詠まれている。それは、奈良の都のあった大和三山や、富士山など、どの山よりも多い。
また、筑波山の山肌が、夕日に照らされると紫色に見えるということで「紫峰」とも呼ばれる。
……そんな日本屈指の「美しい山、筑波山。
最近「低山修行」として登っている「御岳山」「高尾山」からも天気が良ければ広大な関東平野のその先に、美しい「筑波山」の姿を見つけることができる。
ここ最近は、遠くから「筑波山」を眺めては「また、行きたいな」とぼんやり思っていたら……
先日、ちょうど茨城に行く用事ができたので思い切って足を伸ばしたのだ。
……さて、筑波山は綺麗な「二峰」であり、山のピークは「男体山」「女体山」と二つの山頂がある。
また筑波山で「ケーブルカー」と「ロープウェー」の双方が運営されているのは、とても珍しいという。。
ケーブルカーで山頂駅に行った場合は男体山山頂、女体山山頂どちらに行くにも「そこそこ」登山する必要があるので、注意が必要です。
ロープウェーの場合、女体山の山頂までダイレクトに行けるので、筑波山の最高点に楽していくならロープウェーがお勧め(男体山より女体山の方が少しだけ標高が高い)。
「しっかり歩く修行がしたい」のなら筑波山神社からの「御幸ヶ原コース」が間違いないと思います(割と険しい)。最も短いコースを選ぶならつつじが丘駐車場からの「迎場コース」がいいと思います(そもそもつつじが丘がもうすでに中腹なので、「中腹から女体山山頂」というイメージです)。
参考サイト
さて、筑波山と言えば「山岳信仰の山」としても有名だが、その歴史を探ると簡単ではない。
最初は少し自力で調べようと思ったが、ウィキペディアが詳しいので今日のところはリンクだけしておく。
また後日、詳しく記事にしたいと思います。
「筑波山神社」
「大御堂」
以下、筑波山の写真です。
パワフルな山岳信仰の山のパワーを感じてください!
筑波山神社 本殿
筑波山神社 山門
男体山 山頂の祠
女体山の山頂(筑波山山頂駅からの眺め)
山頂からの眺望~とてもきれいな空をご覧ください
遠くに日光連山も見えます
また来るぞ!と手を振りながら「パシャリ」
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