准胝院のブログ

八王子市で准胝仏母を本尊とする天台寺門宗祈願寺院「准胝院」のブログです。准胝仏母祈願、不動明王祈願、人型加持(当病平癒)、先祖供養(光明供)、願いを叶える祈願(多羅菩薩)、荼枳尼天尊(稲荷)の増益祈願等

【梵字】 ——「種字」に込める祈り

 ここを訪れる方なら「梵字」と聞けば、ある程度「どんなものか」をイメージすることはできると思う。

曰く……
我々の日常で目に触れるものとしては、墓石や位牌に彫られた「ア」。
五輪塔や塔婆で見られる、地輪「ア」、水輪「ヴァ」、火輪「ラ」、風輪「カ」、空輪「キャ」。ちょっと違った使われ方としては、ファッション向けのTシャツやアクセサリー、さらにはタトゥーなどにも梵字があしらわれることがある。

 今さら私が言うまでもないが、梵字(ぼんじ)とは古代インドのサンスクリット語を表す文字だが、肝心なのは我々仏教徒にとっては、それ自体が仏そのものであるということ。
 梵字は単なる「装飾」では断じてなく、それ自体が仏そのものを顕す尊い文字である。

 つまり梵字自体が仏さまを顕す尊い存在であり、一字一字が仏そのもの。宇宙そのものを映し出すとも言われる。弘法大師空海は『悉曇章(しったんしょう)』で「梵字一字一字がすでに仏であり、宇宙そのもの」と説かれました。
 まさにその通りです。

 今日はひとつ言葉を覚えましょう。それは「種字(しゅじ)」という言葉。

 梵字の中でも種字とは、仏さまの本質を一字で象徴する梵字のこと。
 まるで仏さまのエッセンスを凝縮した存在とも言えるでしょう。

 たとえば、有名なところでは不動明王の「カーン」、観音菩薩は「サ」とか。

 だから種字一字であっても、それは仏そのもの。お札で確認できる梵字も多くの場合は、そのお札のために修法されたご本尊の種字が書かれている。

 仏の功徳がそこから芽吹き、そのお札に広がっていく、ということです。

 我々行者は、たとえば仏像や仏画を前にすることで「仏そのもの」を顕現するよう訓練している。ということは、種字も仏そのものなら「種字」を目の前にしても同じことができなければならない。

 仏像や仏画は「有難い」と感じる方は多くいるが、「種字」も同じ仏さまそのものだという知識は、信者さまでも持っておいた方がいいと思う。

 ちなみに当院のお札は「種字」の代わりに御影(仏画)を入れているものがある。星祭り札、荼枳尼天札、文殊菩薩札などがそれ。

 上述したように、種字が仏そのものだから、むろん御影でも置き換え可能です。私がお姿をお札に入れる理由のひとつには、むろん「種字」と同じようにお札に仏さまそのものを顕現させるため。もうひとつは、御影のメリットとして「種字」よりはお札の前に座った時その仏さまをイメージしやすいということだろうか。

 お札は、種字であれ仏画であれ、それらはすべて仏の顕現を象徴し、私たちにそのご威光と加護を訴えかけてくださるもの。そして仏さまのご臨在を表し、祈りの依り代であることを、改めて肚に落としておいてください。

 

ではまた。

 

祈願のお申込みについて

 本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。

本尊准胝仏母祈願

当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。

 荼枳尼天尊祈願

荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。

商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです

人型加持

 病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。

 文殊菩薩祈願

「三人寄らば文殊の知恵」というように智慧を象徴する尊格です。学業増進祈祷、無明を断ち切る祈祷などでお力をいただけます。受験用のお守りもお出ししています。

先祖供養・家族の敬愛祈願

光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。祈願を叶えるには先祖供養がしっかりできているのが大前提です。

多羅菩薩(ターラー菩薩)祈願

(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)

星祈祷

年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。

不動明王祈願 

不動尊華水供を修法致します。

e-mail

JYUNTEIIN@gmail.com

 

記事が参考になったら

クリック↓お願いします!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

 にほんブログ