随分と更新が滞ってしまい申し訳ございませんでした。
年度末は色々立て込んでしまって。
まあそれでもしっかり更新し続けることができるのも人間力なんだろうな、と反省しきりです。
さて、首都圏の緊急事態宣言が解除になった矢先に、宮城県単独での緊急事態宣言になりました。人口に対する感染者が全国ワースト１でここ数日の感染者も100人前後と過去最大レベルです。
去年、加行（密教行者になるための前行）がスタートしましたが、皮肉にも緊急事態宣言のリモートワーク＆フレックス勤務によって時間的余裕ができて行が進んだという経緯がありました。
そして今もまた先日、化他行（他者を祈願するための祈祷）を伝授頂きそのための行をスタートした矢先の緊急事態宣言。またもやこれで行が進むという結果となりました。
私は個人的にも医療系メーカー勤務なので現場のひっ迫感は肌で感じています。だから「行が進んだ」とはいえ「これ幸いに」なんては不謹慎極まりないことは思いもしません。
ただ、このような状況において、せっかくいただいた時間を無駄にすることは逆にあってはならないと感じました。
また自宅にいるとはいえリモートワークで遊んでいる訳ではありません。その中で、今回伝授頂いた行は、一座で2時間以上かかります。二座か、よくて三座。
……とまあ、そんな感じで行を続けている訳ですが上述したように、今行をしているのは自行ではなく化他行（の前行）です。大筋は自行と変わらないはずですが、すぐに「あれ？自行とは違う」と気付きました。まあ違うから当たり前なんですが(笑)、頭ではなく「感覚として」随分と違うというのがわかりました。
ご本尊は加行と同じく不動明王さまですが、そのお不動さまの印象が違う。もちろん同じお像なんだけど表情から受ける感触から明らかに違う。「そんなの気のせいだろ！？」だって？
そうかもしれません。ただ、何度もこのブログで書いたと思いますが私の中では「そう思ったら、そう」なんですね。つまり「そう思ったことには意味がある」と考えるスタンスです。
ようやくスタートラインに立ったばかり。でも最初の一歩を踏み出しつつあることを感じるエピソードでした。
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