今、自家用車を車検に出したのだが、修理費が30万以上かかるので、買い替えるか悩んでいる……。
ところで、車に少しでも傷がつくと異様に落ち込む人がいる。
「車のボディーは無意識的に自分の肉体の延長という錯覚が生まれる」
心理学や哲学や脳科学で割と議論される内容だ。
昔、私もこれを聞いたとき「そうそう!」と妙に共感したことを覚えている。
そう考えると、見栄えのいい車や大きな車を選ぶ人は、自分を大きく見せたいという無意識の衝動がある……なんて意地悪な話をする人もいる。私はしませんが(笑)。
私が今日する話は、車と肉体に関して、意地悪な話ではなく、皆さん大好きな「スピリチュアル」の話です(笑)。
このブログで何度か話題にしているが、私は過去に体外離脱体験を数えきれないほどしている(最近はめっきり減ったが)。なので、自分の体験をいろいろ調べていた時期があったのだが、体外離脱体験といえばロバート・A・モンローが今も昔も第一人者ですよね?(と言いつつ、最近の体外離脱情報はほとんど知らないのだが??)。
そのモンローは三冊の著書を残しているが、その中で「人間は誰でも夜な夜な体外離脱をしており、夢は『あちらの世界(あの世?)』で見てきた映像の残像だ」という話をしている。だから突き詰めると、人間は全員、体外離脱を毎日しており、それを覚えている人の体験を体外離脱体験と呼んでいるだけだと主張した。
さて、車の話に繋げていきます。
モンローは、駐車場で自分の車を探す夢を紹介する。あなたはそんな夢を見たことがありますか?私は一時期結構な頻度で見ていました。
この「駐車場で自分の車を探している夢」というのは、実は体外離脱から自分の肉体に戻るときに自分の肉体を探している時に見る夢なのだとモンローは語る。
つまり「自分の肉体=車」と夢の中では見立てているという話。
冒頭の話とつながってきましたね
だとすると何十億いる人間が毎日毎日自分の肉体から離れて、毎日自分の肉体を探して戻っているなら、間違って他人に入ってしまって「あれれ?」なんてことも起こりそうである(笑)。
モンローも晩年、この辺の理屈を修正していき、最終的には「肉体に意識のチャネルが合っている状態」が通常の我々であり、体外離脱は肉体以外のチャネル(心理学的に言えば変性意識だろうか)が合えば、それが体外離脱だというようになった。これはつまり体外離脱の拡大解釈で、瞑想して変性意識状態になれば、それも体外離脱という話にもなってしまう。これなら他人の肉体に間違えて入ってしまうなんてことも起こらない(笑)
さて、モンローの話はいろいろ突っ込みどころはあるのだが、それでも「一理ある」のも事実と思うのだ。まず我々も変性意識は無意識の入り口という意見には賛成だし、さらに神仏への道は無意識の先にあると理解もしている。表現を変えて言うならば意識のチャネルを神仏に合わせることが、つまりは我々のやる即身成仏と近しい説明にもなる。
モンローは肉体を「霊魂」ではなく「意識のチャネル」が離れると解釈したことで、モンローに言わせれば神仏に会うためにはやはり体外離脱して意識のチャネルを肉体から分離し、チャネルを神仏に合わせると「経験的に」説明したにすぎないのだ。
彼の2冊目、3冊目の著書は、ある意味「ぶっとび」過ぎているが、読み物としてはとても面白いのでぜひお勧めです。
- Journeys Out of the Body(『体外への旅』1985年・抄訳版 ISBN 978-4051010508 )
- Far Journeys(『魂の体外旅行』1990年 ISBN 978-4531080632 )
- Ultimate Journey (『究極の旅』1995年 ISBN 978-4531080915 )
もしかすると「解釈の違い」であって、案外彼の言っていることは我々の思うことに近しいのかもしれないと思うことがある。何せ彼は、体外離脱をして向こうの世界に行きまくった人だからね。膨大な体験談からくる説得力はやはりパワフルなのだ。
自分の解釈に行き詰ったなら、本道を見失わない範囲で、いろんな人の体験談を参考にするのも自分の殻を突破するために必要なことかもしれない
祈願のお申込みについて
本院で承っている祈願につきまして、以下解説ページから。
当院のご本尊である准胝仏母さまの祈願です。滅罪、延命、求子に強いご尊格です。
荼枳尼天とはお稲荷さまの仏教でも呼び名です。
商売繁盛、学業増進、立身出世など増益につよいご神さまです
病気平癒、健康維持にとてもよく効く祈祷で、お加持をした「お札」を毎日枕の下に入れてその札に「悪いもの」を吸い取ってもらうように機能させます。人によっては患部に当てるよう袋を作ってお守りのようにしている方もいます。不動明王による祈祷を行いますが、当院では延命に強い准胝仏母の力もお借りして祈祷致します。
光明真言にによる供養(光明供)にて、ご先祖供養を致します。光明真言には強い滅罪の功徳がございます。
(「どんな衆生でも救う」という使命を持って誕生した慈悲深い菩薩さまです。皆様の願いを菩薩さまにお伝えするお手伝いをします)
年始(旧正月)に「星祭」を行い、祈祷札をお出ししておりますが、随時「星祈祷」をお受けしています。
※不動尊華水供を修法致します。
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