さて、先日からお伝えしております馬頭観音像(古仏)の修繕記録の続報です。
慣れない作業故に、四苦八苦してますが(仏教徒ゆえに!?)、ようやく形になってきました。
まだラフな状態ですが破損していた三臂(八臂中です)が概ね出来上がったので、後は持物と光背と……肝心な頭上の「馬」ですね。
耳が欠損んしているので、どう見てもカツラを被ったネズミかモグラに見える(笑)
それにしてもずっと「お像」に向き合って修繕していると、「拝む」とはまた違った仏さまとの「交流」があるように感じます。とにかくお像の細部にわたってじっくり観察していく必要があるため仏像マニアを自任する私ですらお姿に関しても新たな発見が沢山あります。
「仏像修繕」一から彫るのは難しくとも修繕は、積極的に自分でやるようにしてみるのが「吉」と思うこの頃です。
記事が参考になったら
クリック↓お願いします!