以前の記事で、真の神々の息吹を感じる空間と言うのは「パワースポット」なんてのんきな言葉で表現されるのではなく、そこにいるだけで足がすくむ程に恐ろしく畏怖すべき空間である話題を書きました(↓)
おそらく全国的に見てもそんな「強すぎるスポット」の代表格が「玉置神社」であることに多くの方は納得いただけることと思う。
今回、いきなりの熊野参詣となった私だったのですが、せっかくの「機会」だったので熊野三社の「奥の院」である「玉置神社」まで足を延ばしました。
「大峰奥駈道(おおみねおくがけみち)」の「靡(なびき)」である玉置神社は、本来、修験者として過酷な奥駈道に入峰(にゅうぶ)しなければ行くことの叶わない特別なお宮であったはずです。
(↓参考リンク)
今回は車でこの「聖なるお宮」を目指したが、たとえ車でも行く手を阻むかのようなRのきつい峠道を永遠に進まないとたどり着けないということに改めて気づかされました。
私は三井寺が主催する「大峯大峰奥駈修行」で修行させていただいたので、この玉置神社には過去に2度ほど訪れていた。ただ修験行者として訪れていた時には自分も「修験者」として身も心も「平素」とは違ったものになっていたからか、特に過去に違和感を感じることはなかったのですが、あらためてプライベートで訪れてみて驚いた。
あまりに神聖で、そして冒頭で書いた「畏怖すべき」という雰囲気に包まれた厳格な空間であることをヒシヒシと感じた。
繰り返しになりますが、やっぱりこの神社は、大峰奥駈道にあるという意味で本来的には簡単に人を寄せ付けない圧倒的な聖地として存在していることを改めて実感した参詣となった。
また、私の行中に少し体調を崩していた、かみさんのために有名な「お札」を拝受しました。
このお札は、「悪魔退散」という特別なご神徳のお札。これは玉置神社がその昔、「大和なる玉置の宮の弓神楽(ゆみかぐら)弦音すれば悪魔退散」というように古くは皇族の方の悪魔祓いが行われていたという歴史があり、いまでも「悪魔退散」の祈祷をされる方が多くいるとか。
ということで、熊野三社と奥の院である玉置神社に無事参詣でき、とてもよいお参りを終えることができました。
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